選挙のたびに女性の当選者が少ないと思う
参議院選挙が終わった。
当選者における女性の比率は28%で過去最高だという事だった。
男女の候補者数をできるだけ等しくするよう政党に求める、
男女共同参画推進法が施行されて2度目の選挙であったが、
結果は未だ3割に満たないのである。
昨今日本社会にはびこる女性差別の現実が浮き彫りになっている。
東京オリンピック時の森さんの発言が、まだまだ無くならない女性差別を
気づかされるきっかけになったように思う。
私自身女性を差別する意識はあまり無い方なので、
未だにそういう差別があることに驚いてしまう。
元来女性は真面目にこつこつ勉強するイメージがあり、優秀な子ほど、
その事は顕著であり、優秀な女性は、真面目な子が多かったように思う。
私は、女性は男性より精神的に強いと思っているので、
優秀な女性が国を率いていけばよいのではないかと本気で思っている。
天皇も8代は女性であった。日本も古代の方が女性の地位は高かったのではないかと思う。
政治の世界に女性が少ないのは、優秀な女性が、
男社会の政界になかなか挑戦しずらい状況もあるし、
賢い女性は、あえてつらい状況の選択をしない選択もあるのかと思う。
結婚出産育児と政治活動の両立に不安を感じ、
志はあるが、立候補に二の足を踏む女性も多いのではないかと思う。
地域の利権代表の側面もある議員には、男社会の権力争いが未だに存在するし、
2世議員も、娘に地盤を継がせる事は稀である。
特に地方の古い権威主義のはびこる地域は、その傾向がはなはだしいように思う。
そもそも、生物的に力が強いのは雄ではあるが、子を産んでテリトリーを
守りまとめる力があるのは雌の方ではないかと思う。例外もいるが。
人間界でも優秀な子を育て上げるのは母親である場合が多いように思う。
自分の周りを見ても、旦那より奥さんの強い家庭が多かったように思うし、
うまくいっている家庭を見ると、だいたい奥さんがしっかりしている。
精神的に強く優秀な女性が国を率いた事例は多々あるし、イギリスのサッチャーさん、
ドイツのメルケルさん、スウェーデンのアンデションさんなど、
優秀な女性が国のトップに成る事も、全然ありだと思う。
そもそも優秀なリーダーは、男性でも女性でもどちらでも構わないと思う。
ただ古株の政治家が仕切っている日本において、女性首相が誕生するのはまだ先なのだろうか、
根回しがうまい選挙で勝つことだけに一生懸命な女性蔑視な政治家は、
早々に引退していただきたいものである。