助けるので有ります!
み、見てしまった!?
あの、小夜さんと仲良くて、周りとも仲良くしているあの、ミラさんが(私は苦手だけど)倉庫に閉じ込められる所を。
「あれが虐めというやつなのですね。て、、」
いやアレ、普通に犯罪ですよね!?
睡眠スプレーとか、菜奈さんの何処から出てきたの!?
「むぐふっ、むごにむごほ!(誰か、そこに居るの!)」
てか、その前にミラさんを助けないと!?
「はい!居ます!直ぐにここから出しますね!」
南京錠ですか。
にゃふふ♪
この程度の鍵なら直ぐに開けられる♪
ガチャ
「大丈夫ですか!?直ぐに解きますね!」
「むぐぅ、ゲホッゲホッ、ありがとうです」
「いえいえ♪」
これでミラさんに貸しを作れたです!
にゃふふ♪
「可愛いですね!なでなで」
「ふぇ!?」
「なでなで〜♪」
「や、やめてください」
「ごめね、ついつい」
も〜、髪の毛がぐしゃぐしゃになったです。
整え直さないとですね。
「それじゃあ、教室に向かいましょう。えぇと、名前は、」
「鈴菜です。高橋 鈴菜です。」
「鈴菜さんね、それじゃあ教室に向かいましょう」
「はい!あ、でも、その前に」
「ん?」
「何故、睡眠スプレーを直で受けて平気なのですか?」
「気合いよ?」
「え。」
「え?」