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白石結花ー1人の声が、私を変えたー

作者:柴咲心桜
> 結花――その名前は、生まれたばかりの私に、母が初めてくれた言葉だった。

泣き声しか出せなかったあの頃から、私は誰かの「声」に包まれて生きてきた。
家族の笑い声、友達の噂話、先生の叱る声、誰かの悪意。
そして、私自身の中にあった小さな「問いかけ」の声。

「私は、本当に“女の子”なの?」

誰かの期待に応えるように笑い、無難に生きてきた。
でも、心の奥にはいつも、名前と身体と心が一致しないような違和感が残っていた。

そんなある日、高校の教室で出会ったひとりの少年が、何気ない言葉で私を変えた。

「君、誰にも恋してない顔してるね」

その一言は、私の中にあった“本当の声”を目覚めさせた。
これは、白石結花というひとりの女の子が、誰かの声に揺れ、悩み、選びながら――
それでも自分の人生を歩こうとする物語。

生まれた瞬間から始まる、長くて、でもたったひとつの青春の記録。
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