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セブン・リングス  作者: しおばな
19/30

亡霊退治へ

それから1ヶ月。


ルー達は毎日この海岸にきて、力の解放を続けた。朝、海岸にきてひたすら訓練、日が沈むとリリーの家に戻る毎日。


同じことの繰り返しだがとても楽しい毎日だった。


たくさん訓練をして、ガレ、ルー、リリー、メアの4人で暮らして。料理や掃除は持ち回りでした。


平和な毎日だった。


ガレは凄く料理が上手い。振る舞ってくれたカレトリアの料理はすごく美味しかった。


逆に掃除は全然ダメでルーは掃除が好きだったから自然にルーが掃除担当、ガレが料理担当になった。


もちろんリリーやメアも掃除や料理をしてくれる。メアは料理も掃除も手際がよく上手かった。逆にリリーは掃除も料理も苦手なようだったが自分がやるといって聞かなかった。


そして色んなことがわかった。


力を解放したルーの下半身はブラックオパールで形成されたカンガルー。


跳躍力と蹴りが武器。


腹部の袋は柔らかくだいたい人1人までなら入れることができる。


力を解放したガレの上半身は肩から先が銀で形成されたコアラ。


鋭い爪が武器。ガレが目の前を引き裂くと岩や海も裂くことができる。



リリーとメアの力は鳥。


メアの下半身が鳥の脚になると、凄い速度で海の上を移動できる。


リリーの上半身が鳥の姿になると、自由に空を飛び回ることがでくる。猛禽類のような鉤爪で戦うことも出来るとのとこだった。


そして二人が力を分けあうと鳥の翼に鳥の脚がついたハーピーのような鳥人の姿に変形する。


リリーとメアの二人は息があっていて力を使いこなせていた。



ガレとルーもそうなるべく特訓を続けた。


ルーは訓練の中で少しづつ自分の力を解放する術を覚えた。


ガレとすごく息か合うと、ルーの手にもガレの鉤爪のようなものが形成された。逆にガレの足、主に膝から下にカンガルーのようなものが形成された。


俺達は少しつづだが力を分け合えることに成功している。


そんある日、リリーがチラシを持ってきて話を切りたした。


「そろそろ資金調達にいきましょう」

「資金調達?」

「亡霊退治屋の仕事をするの。亡霊を退治すると政府から莫大なお金が貰える。亡霊には銃もナイフも効かないから普通の人間には倒せない」


リリーはニヤリと笑った。


「でもリングスは別。リングスの中には金属をつるはしに変形させることができる奴もいる。心の金属で出来たつるはしは亡霊に対抗できるの。あたしはメアとペアになる前は自分のつるはしで亡霊倒してお金を稼いでた」

「そうなんだ」

「リリーはそのお金であたしを買ったり宝石商から情報買ったりしてたんだよ~」


ルーはロストダリアで亡霊に襲われた日のことを思い出した。あのときガレは銀のつるはしを持ってて亡霊と戦っていた。


あれがガレのつるはしなんだろう。まあそれで最初に攻撃されたのはルーなのだが。


ルーはガレに聞いてみた。


「ガレもそうやってお金を稼いで生活してたの?」

「…ああ」

「?」


ガレは歯切れの悪い返事をした。ルーは少し気になったがそれ以上は聞かなかった。


「さあ、亡霊退治にいきましょう!」

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