表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/136

閑話

 突然だが、ここで警察の階級制度等について話しておこう。

 

 俺の立場は地方公務員、警視庁警察官、簡単に言えば東京都職員だ。

 給料は東京都の税金から支払われる。

 だから、我々警視庁警察官に給料泥棒と文句を言えるのは東京都に税金を納める人達だけだ。

 …話が逸れた。


 警視庁警察官になるには、警視庁警察官採用試験を受けて合格し、職業訓練校である警視庁警察学校に入校すると巡査になれる。

 全寮制で、大卒は6か月、高卒は10か月、厳しい訓練を受けた後、警察学校を卒業し、各警察署に卒業配置となる。

 巡査になれば警察学校に入校中も給料は貰えるが、苦しい訓練に耐えて卒業出来なければ本当の意味で警察官にはなれない。


 卒配して高卒は4年くらい経つと自動的に巡査長になる。

 その後、巡査部長、警部補、警部、警視、警視正、警視長と続き、警部までは試験で昇進出来る。

 だが、上の立場程人数は少なく、そして試験も難しくなる。

 ここまでが所謂いわゆる叩き上げだ。


 そしてテレビドラマ等でよく出て来るキャリアと呼ばれる立場の者は、そもそも最初の採用試験から違う。

 叩き上げは都道府県警察の採用試験を受けて警察官になる地方公務員だが、キャリアは国家公務員総合職試験に合格した国家公務員の警察官だ。

 試験に受かって警察庁に面接を受けに行き、採用されれば警察大学校に入校、警部補を拝命する。

 その後大学校を卒業すると警部に昇進する。

 つまり、叩き上げと違い、いきなり警部から始まるのだ。

 叩き上げはどんなに優秀で頑張っても定年までに行ける最高階級は警視長だが、キャリアはその上の警視監、警視総監、そして警察庁長官にまでなれる。

 ちなみに警察庁は各都道府県警察を束ねる警察組織であるため、警察官僚のトップは警察庁長官である。

 

 まぁ俺は今のところ出世欲が無いので別に試験に受かる気は無いが。

 昇進試験は年に1回ある。

 

 それから、警視正になると地方公務員の立場であった者も、そこからは国家公務員となる。

 従って、警察の上層部は全員国家公務員であるから、全国の都道府県警察に出向、転勤がある。

 

 地方公務員は東京都で採用されたら東京都内での移動はあるが、東京都以外の道府県には転勤は無い。

 警視庁のトップである警視総監のポストはキャリアしかなれないが、そこに行き着くまでは全国アチコチに転勤がある。

 有希の爺さんも警視総監になる前には神奈川県警にいた様だな、その時に小鳥遊理事長と接点があるらしい、俺の記憶が正しければ婆さんがそう言っていたハズだ。

 

 各階級を普通の会社の役職で言うと、所轄の場合、巡査・巡査長が平社員、巡査部長が主任、警部補が係長、警部が課長代理・課長、警視が課長・副署長・署長となる。


 警視庁本部の場合、巡査・巡査長・巡査部長が平社員、警部補が主任、警部が係長、警視・警視正が課長、警視長・警視監が部長、警視監が副総監、トップが警視総監である。

 あと、各道府県警察の本部長は警視監で、警視総監という階級は警視庁にしか無い。

 警察庁長官はその上だ。


 ドラマ等で管理官、理事官、参事官と時々出て来るが、簡単に説明すると、警視・警視正の階級の中でも上下関係があり、管理官は副署長級のポスト、理事官は署長級のポスト、参事官は各警察署を地域別に束ねる方面本部長級のポストとなっている。

 

 うーん、難しいよな、俺にとってはどれも雲の上の存在だし、まず会って話したりしない存在なので、もうどうでもいい話だが。

 

 まだ聞きたい事があれば質問してくれ、答えられる範囲で答えよう。

 

 …俺が質問に答えるって…(笑)

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ