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初交番勤務

 まずは無線機の付け方、使い方、この交番にある資器材の場所、使い方、パソコンの使い方、この交番周辺にある地理案内に聞かれる場所、この交番周辺の特色、過去にどんな事件事故があったか、拾得物、遺失物の扱い方、被害届等の書き方、迷い人が来た時の対処法、交通事故の当事者が来た時の対処法、駐車違反が出頭して来た時の対処法…

 まだまだ切りがない、まだ交番内の説明だけで、外に出る事も出来ない。

 

 他の勤務員が休憩を取り終わった後で我々も夜ご飯の休憩に入る。

 本日もモチロン、コンビニ弁当だ。

 

 「解らない事はその都度聞いてください、取り敢えず後で必要になって来ると思う事は、忘れない様にメモを取っておいてください。」


 「了解しました。

 先輩、私に敬語は不要です。 

 フランクに話してください。」


 「あー、余程でなければ後輩にも敬語で話してますので気にしないでください。」


 「えー、そんなA○フィールド全開にしなくても大丈夫ですよー。」


 俺はピクッと反応する。

 意味は解るが、この会話に飛び付いても良いモノか考えていると、菅野が


 「なるほど、先輩はオタク、と。

 先輩は高卒期ですか、大卒期

ですか?

 私は大卒で今23ですが、先輩は歳はいくつですか?」


 キタキター、マウント取りに来たー!

  

 「…高卒で、25です。」


 「高卒ですかぁ。フッ…

 そうすると高卒は警察学校は10か月だから、実務は6年位ですか…。

 先輩は彼女いますぅー?」


 カッチーン!

 コイツ…高卒で笑いやがった…イヤなヤツ、イヤなヤツ!

 

 はい、俺の嫌いなヤツ認定。


 俺はもう○Tフィールド全開で行くぜ!

 絶対に仕事以外の会話はしない!


 「………。」


 「彼女もいない、と。

 先輩、顔怖いですもんねプークスクスッ!」


 コイツ…!


 「…すみません先輩、言い過ぎました。

 今本気で怒りましたね?

 雰囲気変わりましたよ?

 怖いです、先輩…

 ゴメンナサイ…。」


 「…オデ…オマエ…ブッコ…キライ…

 シゴトイガイ…ハナシ…シナイ…。」


 「先輩が壊れた!

 カタコトの日本語しか喋れてませんよ、先輩!

 本当にスミマセン!

 ただ先輩と仲良くなりたかっただけなんです!」


 ……ハッ!

 イカンイカン、怒りに任せてしまった。

 コイツはイジメっ子のニオイがする。

 今は反省している様な顔をしているが、いくら何でも初対面でこんな失礼な態度を取れるヤツは信用出来ない。

 

 こういうヤツは、自分から彼女がいるのかと聞いては来ても、俺が彼氏がいるのかと聞いたら絶対セクハラだと騒ぐに決まってる。


 俺は怒りを鎮めるため、暫くコイツを放っておこうと黙食をした。 



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