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対決③

 「くっ…それを寄こせ!」


 掴みかかって来る高橋を手で払うと俺は、


 「お前ら、イジメっ子とやってる事変わんねーな…

 俺は柔道と逮捕術の段持ちだが、それでもヤるか?」


 そう言って高橋と門川を交互に見ると門川が、


 「あんた、警察の人間か…

 私は校長がイジメの事実は握り潰せと言うからやったんだ、私は悪くない!」


 と言ったので俺は頭がカッとなり、


 「だったらそん時、理事長にでも相談すれば良かったじゃねーか!!

 それをしなかったお前も同罪なんだよ!!!

 …どうして被害者である彼女を誰も1番に考えてやらねーんだ…クソが…!」


 そこで扉がノックされ開かれると、そこには40代後半位のショートカットで清潔感のある中肉の白いスーツを着た女性が顔を覗かせた。


 「すみませんね、大きな声が聞こえたものですから…

 校長先生、何かありましたか…?

 あら、御無沙汰しております、片山様。

 本日はどうなされたのですか?」


 「うむ、理事長、久しぶりじゃな…。」


 何だ、婆さんは理事長と知り合い…?

 そこに慌てた高橋がしゃしゃり出て来て、


 「り、理事長、何でもありません、この男が訳の解らない事を言って、突然怒鳴り出したのです、直ぐに追い出しますので。」


 「お前ら…この状況でよくそんな事言えるな…

 理事長、私は遠山といいます、片山さんの親戚です。

 初対面で失礼を承知で言いますが、貴女だけはマトモな人である事を願ってますよ…。

 こちらは全てをお話する用意はありますが、今からお時間を頂けますか?」


 「はい、大事な事でしょう?分かりました、お話ください。 

 その前に、校長先生、門川先生は席を外してください。」


 「何故ですか、その男が言う事は全て嘘です、信じてはいけませんぞ!」


 「私は本日、この様な保護者の方との話し合いがあるという事は報告を受けていませんよ。 

 両者からお話をお伺いします、まずは片山様から。

 ですので先生方は外で待っていてください。」


 「ですが…」


 「…外で待ちなさい。」


 そして理事長の迫力に負けた高橋と門川はスゴスゴと職員室へ下がって行った。


 

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