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学園祭➄

 高坂さんが校門に迎えに来てくれ、と連絡してきたので、移動しながら有希にSNSで


 遠『有希、高坂さんが学校に来たらしい、何か聞いてる?』


 有『うん、行けたら行くって連絡来てた。

 私忙しくて一緒に回れないから、お兄ちゃん高坂さんと一緒に回ってあげて。

 他に知ってる人いないみたい。』


 遠『何だよ、知ってたなら教えてくれれば良かったのに…』


 有『ビックリさせようと思ってw』


 遠『ビックリしたわ、もう。

 じゃ、また後で。』


 

 「来ちゃった♡、じゃねーわ本当にもう…何処だ?」

 校門に到着して探したが見付からない。

 どうしたもんかと思ったら、左腕に急に柔らかいモノが当たった。

 高坂さんが抱き付いている。


 「高坂さん、ちょ、ちょっと、マズいでしょ、他の人に見付かったら!

 離れて離れて!」


 「え〜っ、真之さん、久しぶりに会ったのに冷たくないですかーっ?」


 「イヤイヤ、貴女は超有名人ですよ?

 少しはスキャンダルとか気にしましょうよ!」


 「出来るだけバレない様にして来たのに…どうですか?」


 高坂さんが両手を広げて俺を見てきた。


 今日の服装は黒のカスケットに長い髪を押し込め、黒縁メガネ、ベージュのニット、黒のパンツにスニーカー、ショルダーバッグと、歩きやすいコーデになっている。


 「確かに…一瞬では判らない…

 でも警戒は必要ですよ。」


 「…褒めてはくれないんですね…。」

 

 「わー、スゴい、芸能人ってバレなさそう!素晴らしいです!」


「…なんか違う…それに真之さん、敬語になってる。

 止めましょう、私年下だし。

 それに真由って呼んでください、私はもう真之さん呼びだし。」

 

 「うーん…そうだね、分かった。

 真由ちゃんは今日は休みなの?」


 「半日休み、みたいな感じで。

 夜には東京で仕事があるから、そんなには居られないですけどね。」


 「学園祭があるって有希に聞いたの?」


 「はい、殆んどSNSでの遣り取りですけど、仲良くさせてもらってます。

 有希ちゃんが大学合格したら今度は東京で会えるでしょうし、仕事仲間になれるかもしれないですしね。

 あ、スカウトの件は、まだ本人には話して無いですから。

 大学決まったら真之さんから私に連絡いただけるんですよね?」


 「うん、早ければ12月、若しくは来年の3月かな…。

 真由ちゃんは大学には行くの?」


 「はい、私の学校は付属でエスカレーター式だから、よっぽどで無ければそのまま行けますので。

 あの、真之さんのドラマの曲の方はどうですか?」

 

 「あー、レコード会社からボイストレーニングを受けさせられてるよ。

 レコーディングが終わるまではやってもらいます、って。」


 「曲が出来るのはいつ頃なんですか?」


 「12月くらいじゃないかなー、多分。

 シナリオの方も、こんなに細かく聞かれるのか、って思う程色々聞かれて。

 前田さんが、オールスタッフ、オールキャストが一堂に集まる顔合わせまでには脚本を完成させないと、って頑張ってるから。」


 「そうですね、私も読み合わせの前までにはしっかり台本を読んでおきたいですし。

 真之さんの曲が完成したら、私にも聴かせてくださいね?」


 「俺の手元に完成品が届いたらね、くれるか知らんけど。

 でも真由ちゃんは関係者だから、俺じゃなくても誰かから手に入るんじゃないかな。

 ところで今日は何処を見て回りたい?」


 「…私的には事件解決イベントか、お化け屋敷か。

 あと、ロミ男とジュリエッ子も気になりますね、どんなストーリーなのかw。」


 「確かに(笑)。

 …おっ、丁度ロミジュリが開演時間近いみたいだから、行ってみようか。」


 「はい、よろしくお願いします。」



 俺達は体育館に移動した。


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