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連なる星の音

作者: 渋音符

作者がTRPGで使っているキャラに、歌詞を書かせてみただけです。

良ければどうぞ。


 美しい音が、ずっと聞こえている。

 春風が、肌を徐々に濡らしていく。

 暮れていく日の向こうで、君は待っていた。

 広がる夜空を僕は見上げている。


 僕と君の間には、距離は一切ないけど。

 僕と君の間には、違いが一杯あるから。

 君の奏でる音色と、君の持っている力は。

 僕の奏でる音色や、力とまったく違っていた。


 美しい音を、奏でたくて。

 春になるまでに間に合わせたくて。

 日が暮れても僕は辞めなかった。

 いつも空には夜が広がっていた。


 美しい音に、いつも連れられて。

 春風が、僕の音を載せていく。

 暮れていく日が本当に、そこにあるのかを。

 広がる夜空に僕は尋ねていた。


 僕と君の間には、距離は一切ないけど。

 僕と君の間には、違いが一杯あるから。

 独り奏でる言葉、誰かを守りたかったんだ。

 重ねて奏でている僕は守れていたのかな。


 連れていかれるのは、嫌じゃなくて。

 載せていく音はとても綺麗で。

 本当の想いは、変わらなくて。

 尋ねた答えは、とっくに分かり切っていた。

 

 欠けていく星の様に。

 輝いている一瞬を胸に。

 集まっていく星の様に。

 終わらない願いを胸に。


 美しい音を、奏でようか。

 春になってからもずっと一緒に。

 日が暮れても僕は君の隣にいるよ。

 いつも空には夜が広がっていた。



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