表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フゥの錬金冒険録  作者: まーぶる
1/9

第1話 キャラクターメイキング

初投稿です。

拙い文章で読みにくい場所も多いかと思いますが、読んでくださると嬉しいです。

ついでに感想やブックマーク登録してくれると嬉しいです(図々しい)

今日は宮田風華にとって大事な日である。

何が大事かと言うと今日は最新VRMMORPG

「エル・ドラード・オンライン」通称「EDO」のサービス開始だからだ。

他のゲームよりも自由度が高く、人間と間違う程の高性能AIのおかげで第1陣の倍率は50倍にもなったが私は運良く抽選に当たった。人生の運気を使い果たしたのではないだろうか?

ゲームは夏休み3日目にサービス開始なので学生プレイヤーにとっては有難い。

昨日と一昨日で全て終わらせた私はもう遊ぶだけである。

時刻は11時59分。あと1分でスタートだ。ゲーム起動の準備は終わりベットに寝転んで待つ。そして時刻は12:00。サービス開始時刻だ!


◇◇◇◇◇◇◇◇


目を開けると私は白い空間にいた。

どうやらここでキャラクターメイキングをするみたいだ。


《ここではキャラクターメイキングを行います。私はサポートAIの「アイ」です。よろしくお願いします》


どこからか声が聞こえてくる。

「よろしくお願いします!」


《まず最初にあなたのお名前を教えてください》


「『フゥ』でお願いします!」


《被りは御座いません。フゥ様、よろしくお願いします》


良かった。よくあるPNだから被ってるかなと思ってたけど、時間ジャストに始めたかいがあったみたいだ。


《次に種族を選んで頂きます。種族ごとに得意不得意が御座います。タッチパネルから詳細をご覧になれますよ》


最初に選ぶことが出来る種族は大まかに4つ。

ヒューマン、エルフ、ドワーフ、獣人だ。

そして獣人だけモチーフの獣を選ぶことが出来る。詳細については以下の通りだ。


ヒューマンが全てが平凡。

HP200、MP200

STR=VIT=AGI=INT=MND=LUK


エルフは魔法型でもやしっ子

HP100、MP200

INT>AGI>MND>LUK>VIT>STR


ドワーフは筋力型、LUKが高めでクリティカル率が高い。HP350。MP50

STR>LUK>VIT>AGI>INT>MND


獣人は筋力、俊敏型(狐獣人を除く)

HP250、MP50

STR=AGI>VIT>LUK>MND>INT


狐獣人は魔法型

HP100、MP200

INT>AGI=MND>STR=VIT=LUK


ステータスはHP、MPの値の1/10とそれぞれのステータス値を合計すると100になる。


例えばヒューマンだと


◇ステータス

✧HP:200/200 ✧MP:200/200

✧STR:10 ✧VIT:10 ✧AGI:10

✧INT:10 ✧MND:10 ✧LUK:10


このようになる。そしてステータスのそれぞれの項目は次のようなものを表している。


STR→物理攻撃力


VIT→物理防御力


AGI→俊敏性


INT→魔法攻撃力


MND→魔法防御力、状態異常耐性


LUK→運


とりあえず私がこのゲームでなる種族を決めようと思う。

まず私はこのゲームで錬金術のスキルを取りたいと思っている。

錬金術はロマンの塊だ。素材の組み合わせで様々なことが出来る。

β版テストではポーションも武器も作ることは出来るがそれぞれのエキスパートである【調合】や【鍛治】には敵わない器用貧乏なスキルであると結論づけられていた。

だけど私は錬金術は錬金術だけの使い方があると考えている。

そして錬金術はINTの値が高いほど錬金の成功率が高まり、また、出来た素材の品質・レア度が上昇するとの事だった。なので私は初期種族はINTが高いエルフか狐獣人となるのだがエルフは正直もやしっ子で使いにくそうなイメージがある。ということで狐獣人を初期種族に選んだ。


《次に初期スキルを選んで貰います。タッチパネルに表示されているスキルリストから10個選んでください》


次に決めるのはスキル。このゲームは最大10個のスキルをセットしてスキルを組み替えたりしながら戦う。

10個以上スキルを持ってると使っていないスキルはスキル控えに入ることになる。

ゲーム内で新たにスキルを覚えたり、スキルをクエストなどでゲットしたり出来るらしいので初期スキルを選ぶ時は後々取りにくそうなスキルを選ぶと良いと攻略掲示板にあった。まとめサイトで選べるスキルが書かれていたので私は事前にチェックして選ぶスキルを決めている。


◇スキル(10/10)

✧テイム:Lv.1 ✧水魔法:Lv.1 ✧気配遮断:Lv.1

✧気配察知:Lv.1 ✧看破:Lv.1 ✧錬金:Lv.1

✧鑑定:Lv.1 ✧言語:Lv.1 ✧考古学:Lv.1

✧INT上昇:Lv.1


スキルの効果の説明は次の通り。


✧テイム:Lv.1

魔物を手懐け、仲間にすることが出来る。

敵の魔物のHPが高いほど成功率が下がり、また自身のレベルより敵の魔物のレベルが高いほど成功率が下がる。

スキルのレベルが上がるにつれてテイム可能数が増える。また召喚可能数が増える。(最大三体)

テイムした魔物は別れることも出来る。


✧水魔法:Lv.1

魔力を使って水を生成し操る魔法。

レベルが上がることでより多くの魔法が使える。


✧気配遮断:Lv.1

自身の気配を遮断し周りから認識されにくくする。レベルが上がるほど隠密性が上がる。

また、音は遮断されない。


✧気配察知:Lv.1

自身の周りの生き物の気配を察知する。

レベルが上がるほど察知出来る広さが広くなり、また気配を詳細に察知出来る。


✧看破:Lv.1

隠されているものを見破ることが出来る。

レベルが上がるほど精度が上がる。


✧錬金:Lv.1

モノとモノを掛け合わせ、新たなものを作ることが出来る魔術。

レベルが上がるほど掛け合わすことの出来るモノが増える。


✧鑑定:Lv.1

物の情報を読み取ることが出来る。

レベルが上がるほど情報が詳細にわかる。


✧言語:Lv.1

自身が知らない言語を解読することが出来る。レベルが上がるほど解読出来る言語の幅が広がり、精度も良くなる。


✧考古学:Lv.1

遺物や遺跡などの古代に関する事柄を理解するための学問。

【✧鑑定】を使用時古代物に限りより多くの情報を得ることが出来る。

レベルが上がるほど古代についての情報をより多く得られる。


✧INT上昇:Lv.1

INTのステータスを上昇させる。


見ての通り私のとったスキルはかなり偏っている。コンセプトとしては「戦闘は基本テイムした魔物に任せて考古学などのスキルで遺跡から使える物を探し、錬金スキルで新たなものを作る」的な感じだ。

古代のロボットとかが作れたらいいなぁと思っている。

ちなみに【✧INT上昇】はINTのステータスが5%上昇すると掲示板に書いてあった。

β版テストのゲーム内で後々入手した人がいなかったのに効果がかなり高いので正式サービスでおすすめのスキルとして書いてあった。もしかしたら全てのステータス上昇スキルを取るような変わった人もいるかもしれない。


《最後にアバターの設定をします。顔や身長を現実を大きく変えることは出来ません》


私は髪は狐獣人ということで金髪に、目の色は少し薄めの紫色にした。私は現実で身長148cm。こっそり2cmだけ上げといた。

胸は....まぁそんなに小さくはないだろう。そのままで。


「これで大丈夫です」


《これでキャラクターメイキングを終わります。エル・ドラード・オンラインの世界をお楽しみください》


目の前が真っ白になった。


今日は3話分だけ投稿します。第5話までは毎日投稿しますが、ストックもないのでそれ以降は2、3日に1度の投稿になるかと思います。


ブックマークや感想があると非常に嬉しいので気が向いたらよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ