第5話 二歳
侵攻歴二十四年 七月十五日
あれから約半年たった
あの後、魔力にだけ作用する結界を教えてもらい、すぐに圧縮はせず
魔力操作を教えてもらった
そして四月ごろにはある程度、自由に魔力を扱えるようになった
そして四月の中旬
魔力操作について教えてもらった時の仮設の検証をした
「おかーさんおとーさんは?」
「お父さんはね仕事に行ったわよ、どうかしたの蓮ちゃん?」
「まりょくのあっしゅくをしたくて、でもおとーさんがやりたいときは
おとーさんかおかーさんにやっていいかきいてからにしなさいって」
「あぁ、別にしてもいいわよ、今日から三日間よね?なら大丈夫」
「ありがとうおかーさん」
僕は前から気になっていた仮説を試すことにした
心臓で、魔力の圧縮ができると聞いた時から、伸縮して、血が必ず通る。
そんな場所ならいいんじゃ無いかと思った
そこで、心臓から魔力を肺に移し、肺で圧縮した物を酸素と一緒に血液で
運び、心臓に溜まっている魔力と混ぜればいいのではないか?と考え、
今日それができるか試してみる
魔力を肺に移す、そこから、圧縮する作業に入る。成功だ
取り合えず、第一段階は成功した。
それから、圧縮は順調にできた。
いよいよ最終段階だ。肺で、圧縮した魔力を、血液に流していく
心臓が少し熱くなり、体が少し軽くなる。成功だ
(やった!できた。圧縮して、血液を使って、魔力を全身に送るだけなら、
肺でもできるんじゃないかと思って)
話は変わるが、明日は、僕の二歳の誕生日だ
プレゼントが何か楽しみだ
読者の方が思っているよりモチベ向上になるので、面白いと思ったら
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