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君と世界がマワル時  作者: A1n_06
家族編
4/22

第4話 魔力操作

侵攻歴二十四年 一月七日




 転生してから一年半、まだトコトコといった感じだが歩けるし、座れるようになった。

 そして、ある程度動けるようになったので、あいつが言っていた魔力を探してみる事にした。


 まずこの世界における魔力の定義や、活用方法などを知るために、転生してからのお父さんに聞きに行く。


「ねぇねぇ、おとぉさん。こにょまえ、よみきかせちぇくらちゃほんにのってりゅ

まりょくってなぁに?」


舌足らずで活舌が終わっているのは許してほしい


「ん、どうした、あぁ魔力についてか、魔力はこの世界の至る所ににある魔素を

体内に取り込んで、魔力に変換して使うんんだ。ってこんなの一歳に行っても分からないか。他に何か聞きたいことはあるか?」


良い事を聞けた!

だが、もう少し情報が欲しい


「まりょくにちゅいてもっとおちえて」


「おお、こんな話でいいのか?まあ本人が気になっているなら良いか。

さっきも言ったが、魔素は世界中にある。

だから、息を吸ったり、ご飯を食べるだけでも魔素は体の中に溜まる。

溜まった魔素を体内で魔力に変換するから、魔力は最初胃や腸や肺に集まるんだ、そこから血管に流れる血液を通して、心臓に溜まる。ここまでは分かるな?」


「うん!」


「じゃあ続けるぞ、魔力を心臓に溜められる量は、生まれた時から決まっていて、

後天的に上がる事は、固有で魔力増大系がある人以外は無い」


じゃあラノベでよくある小さいころから魔力を増やして無双とかも、できないわけか


「でもしょれなら、まりょくおおいひちぉのほうがゆうりで

すくにいひとがかわいそ」


「そこでやるのが魔力操作だ。魔力操作が出来れば、魔術を使う時に消費する魔力量を減らす事が出来る。

()()()()()()()()()()()()()()()()は、普通の人が五年かけてやれるレベルの魔力操作が授かった瞬間にできるようになる。

つまり、他の人より五年分早いわけだ、蓮、お前が今から魔力操作を頑張れば、

固有の魔力操作よりも上達できる可能性がある。どうだ?やってみないか?」


そんなの決まってる。



「やりたい!」


「よしわかったじゃあ明日から毎日二時間だけ魔力操作の練習を使用をしよう、でも二時間だけだからなそれ以外はミルクを飲んでねてろよ、寝る子は育つって言うからな」


「あなた~ご飯よ~」


「今行く、蓮ほら行くぞ離乳食が待ってる」


 情報収集は途中だが、まあいいだろう。離乳食が想像よりもおいしいし

 何度か出てきたがぼくの転生してからの名前は蓮と言うお母さんは桜、お父さんは廉治、お父さんは入り婿だ。お父さんとお母さんは同い年で今年で二十一歳だ。

 四条蓮しじょうれんあいつが名家と言っていたから金持ちだと思っていたけど

華族とは驚いた。


今、僕は神奈川に住んでいるらしい、なんでも国宝などの重要なものがたくさんある場所のほうが、裂け目の出現率が高いから、安全の為だそうだ。

裂け目の数は、東京などは十個ほどだが、京都や奈良は五十個近くあるらしく、

母の実家が京都のため神奈川にいるとの事だ。そのため、両親以外で、唯一生きている親族の祖父母に会えていない



今は無理だけど、もし、安全に移動ができるようになったら、いつか会いに行きたい







侵攻歴二十四年一月八日





お父さんに魔術や固有について聞いてから一日が立った

今はまだ朝の六時だ


「おとうさん!おとうさん!今日からまりょくそうさについて

おしえてくれるんでしょ。はやくおしえてよ~」


お父さんは目をこすりながら「ご飯食べてからな」と言った

それから三十分後、離乳食を食べ、歯を磨いてお父さんを待った

お父さんの準備ができたので魔力操作の練習をする


「良いか?魔力操作をするにはまず心臓に溜まった魔力を感じ取らないといけない


魔力は強い刺激がある時と、逆にあまり刺激が無い時に動きやすい。

蓮は、まだあまり激しく運動できないから、今回は、あまり刺激が無いときの方でやろう。


まずは、心臓以外の音がほとんど聞こえない部屋で、心臓の音と、

跳ねる感覚だけに集中するんだ、この時、胸に手を当ててもいい。

そして胸に手を当てていると、心臓に温かいものを感じることができる。

それが魔力だ。そしてその温かいものを血管に沿って動かす、それを早くできるようになれば、後はどんどん早くして行くだけだ。

動かし方の感覚は、人それぞれだから、ここはお父さんもアドバイスできない。


それと魔力は圧縮もできるが、それはあとで教える。

ここまでで何かわからないことはあるか」


「あっしゅくってどうやるの?あとあっしゅくしていいことってなに」


「本当は、魔力を動かす事が出来てから教えるつもりだったが…

まあ勉強熱心なのはいい事だ。魔力の圧縮方法は、まず、さっきも言ったが、

心臓の魔力を感知する事だ。その後、魔力操作なら血管に沿って動かすんだが、

圧縮する場合は、魔力を心臓の中心に集める。


その集めている状態を維持したまま、Fランクの魔術である簡易結界を使う。

簡易結界は、魔力のみを通さない結界だから、普通に血液は通れるからそこは安心して良いぞ。

圧縮が終わったら、簡易結界の外にある。回復した分の魔力と圧縮していた分を

混ぜる。これで魔力の圧縮は終わりだ。


後は…そうそう、魔力圧縮の良い所だったな。身体能力…体が少し強くなる

具体的には、最高で1,2倍…って言っても分からないか。

それと、蓮。これだけは覚えといてくれ、魔力圧縮は、固有の効果が

どんなタイプだったとしても有用だ。やっておいて損はないぞ。


それと、魔力を圧縮には欠点がある。

欠点は魔力濃度倍にした状態で安定させるために、

三日間魔力操作の練習ができないし、

そもそも魔力を動かせないから魔術も使えない。

だから濃度を上げるときは必ずお父さんかお母さんに相談してからにしてくれ。

お父さんとの約束だぞ」


「うん約束する」


「魔力をある程度制御できるようになってからの方がいいから最低でも二歳になってからにしてくれ」


「うん分かった」


 最初に心臓の魔力濃度を上げて、血液と一緒に全身を巡らせればいい

ってことだと思う


 でも効率が悪いな。魔力濃度を上げるために、心臓の中の魔力を動かすと

三日間、魔力操作の訓練ができないなんて。




どうにかして二歳までに効率を上げる方法を見つけないと

読者の方が思っているよりモチベ向上になるので、面白いと思ったら

ブクマと☆評価をください。マジでお願いします(強欲)

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