表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君と世界がマワル時  作者: A1n_06
日常編
35/52

第34話 筋肉


時は少し遡り、リア充がいる場所(生徒会室)を後にした僕達は目的の人物に会うべく、トレーニングルームに向かった


「隊長!本当にこんな所に目的のUMA(変人)がいるんですか?」


「誰が隊長だ!しっかりしろ、蓮」


仕方ないだろ!もう疲れたんだよ。この学園変な奴が多くて、疲れるんだよ!

それなら、自分も狂気を開放する方が楽なんだよ…


「隊長。ほら!あそこに肉の塊がいます!」


僕達の目線の先には、上下に動く新たな変人(肉の塊)がいた。

どうやら、懸垂をしていたようだ。


「おお双葉さんじゃないですか。久しぶりですね。そちらの方は?」


「魔術科の首席と言えば分かるか?」


「なるほど、あなたが…私は烏口怜(うこうとき)と言います。失礼ですが、君も筋肉を鍛えませんか(信仰しませんか)?」


「しません」


「そうですか…残念です。ですが、体を動かしたくなる事もあると思います。そのような時、気が向いたらここ(ジム)に来てください。歓迎しますよ」


「それで、双葉さん。ここに来た目的は何ですか?何か用事が無いと貴方はここに来ませんからね」


「モンスターが出る」


その言葉を聞いた烏口さんの筋肉が跳ねる。どうなってんだ?あれ。


「モンスター…モンスターですか。ランクは?」


「AとS」


「そうですか!分かりました、行きましょう。今すぐにでも」


「待て!まだ出ないから行こうとするな!」


「そうなのですか?残念です。いつ頃になるか教えて頂いても?」


「早ければ今月、遅くても来月の月末までには」


「分かりました。それでは、双葉さん、蓮さん、次はモンスター狩りの時に会いましょう」


そう言って烏口さんはまた筋トレを再開した。僕達も部屋を出る。

正直、もう会いたくないが、どうやら協力して貰えるみたいだ。一応感謝をしておこう。それにしても…あの人、肩幅広かったな。そう言えば、何故個性的な人達に協力を要請したのか。その理由をまだ双葉から聞いていない。後で聞いておこう。



烏口怜うこうとき

固有

・テイム A


読者の方が思っているよりモチベ向上になるので、面白いと思ったら

ブクマと☆評価をください。マジでお願いします(強欲)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ