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君と世界がマワル時  作者: A1n_06
日常編
33/52

第32話 お嬢様2

「なるほど…わたくしに協力してほしいそう言う事ですわね」


「はい。そうです」


「良いですわ。私も協力いたしましょう。お友達が増えるのは喜ばしい事ですし、

良い物を見せてもらいましたし」


「えっと…本当に良いの?雫」


「この二人が言い出した事なんですし、良いのではないのですか?桃花」


「うん。まあ…ね」


そう言った二人は小さな声で話し合っている。

そこで僕は気になっていた事を双葉に聞いた。


「双葉、今回は協力を得られたけど、残りの二組はどんな人なの?雫さんより変な人なの?」


「雫も、残りの二人も、タイプが違う変態だからな…同じ位じゃないか?」


「同じ位…()()と」


そう言って僕は雫さんの方を見る


「ああ。何ならアレより酷い可能性もある」


「マジか~」


「………」


「………」


「ねえ、双葉」


「どうした?」


「さっきから出来るだけスルーしてたんだけどさ、何で僕こんな服着てんの?」



僕は今、化粧を施され、フリフリの服とスカートを着せられている。

何故だ…何故僕は()()を着る事になった?



「ん?何かッ問題あるか?凄くッ似合ってるとッ思うぞッ」


少しイラっとして双葉の方を向く


「すまない、蓮。頼むから、真顔でこちらを見るのを止めてくれないか?

その服でッ…その顔を見るとッ…少し…すまない。だが…ッ」


そう言う双葉をよく見ると体がプルプルと震えている。

元はと言えば、彼が僕をここに連れてきた事が原因なのに…

そんな風に考えていると()()()()()()()()()

「双葉君…君、今笑ってるよね?僕の姿を見て笑ってるよね?

…ねえ、雫さん…「なんですの?」…双葉も女装似合いそうじゃない?」


「確かに()()、かも知れませんね」


「ちょっと待て…蓮、雫。俺に女装は似合わないと思う…だから俺に女装させようとするのを止めろ。おい!お前達こっちに近付くな!!待て、お前達…話をしようおい待て蓮。一旦魔術を使おうとするのを止めろ。頼むから…『僕の時は諦めろって言ったよね』…確かにそうだが。『不壊ふえの鎖』…おい蓮、お前やったな?問答無用でAランクの魔術を使ったな!しかも、固有か魔術じゃないと壊せないやつを!待て!やめろ!お前達来るな!俺の側に近寄るなぁぁぁぁッ」



こうして、僕は、双葉を道連r………死なば諸t………一蓮托生で、一緒に着せ替え人形になった。二時間くらい。



二時間後の雫さんは満足そうにしていた。そして双葉はキレていた。





柿崎 桃花  サポート科次席

・遮断結界S


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