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君と世界がマワル時  作者: A1n_06
学園編
23/52

第22話 葵の過去1



俺達は、奈良県のに住んでいるAランクの両親から生まれた


俺はAランクの固有が二つで、妹の紗智は

Sランクを超える固有を持っていた

両親は喜んだ「これなら教祖様のお役に立てると」言っていた、今思えばこの時点で逃げるべきだったのかもしれない









俺たちは教団の施設に預けられた。

ここでは教団の役に立つ子供()を鍛えるための施設だ

俺たち兄弟はここで育てられた。この時の俺たちは俺が八歳で、妹が七歳だった。

まず朝起きたらご飯を食べ戦闘訓練をして、それが終われば基礎的な体力作り

その後は教団が如何に素晴らしいか、教祖様が如何に偉大かそんな事を教えられた。洗脳教育だ。今思えば、こんな糞みたいな生活でもこの時までは楽しかった…



…そう、この時までは。










「葵君、紗智君、君たちこの前の検査、風邪になってできてなかったでしょ

今日の午後再検査するから、ここにきて」




そう言って先生が渡してきた地図には、普段は僕たち子供は入ってはダメと

言われている場所だった







お昼ご飯を食べ終わった後、先生が言っていた場所に行く

普段子供が来てはいけない場所の中は、薄気味悪かった

「お兄ちゃん怖いよ」

そう言って、服の裾を引っ張る紗智と一緒に目的地に着いた

そこでは、白衣の知らない人たちが待っていた


「先生その人たちは誰ですか」


「教会本部の方で固有について研究している方達よ。

失礼のないようにね」


「多少の事はいいですよ。やぁ、君が葵君でそっちの君が紗智ちゃんかな

君たち二人には、すごい事が出来る可能性があるんだ。そこで君たちの

体の中にある物を調べたくてね。なに、検査のために注射をして、少量の血

をくれれば良い。ちょっとチクっとするだけだから。」


そう言って僕たちは血を取られた

本当に少しチクっとしただけだったので、なんだ、これだけか心配して損した

この時はそう思っていた





翌日、目覚めると僕と紗智は、知らないベッドで寝かされていた


「やあ!起きたかい、君たちの血から僕の想定していなかった物が出てきて

しまってね。今、本部は大騒ぎだよ。()()()()()()がまだ生きてた。ってね」



この人は何を言ってるんだ?

転移者?誰の事なんだ?

その子孫だと何か問題でもあるのか?


「転移者の子孫は、ウチでは殺すことになってるんだ、

でも今回上の一人が、さすがに子孫だからと子供のうちに殺すには

もったいない。って言ってね。そこで、一人は研究・実験用として、もう一人は諜報要因として教育することになったんだけど、君たちはどっちがいい?」




意味が分からなかった

俺たちのどちらかが実験される?なぜ?転移者の血を引いているのが

そんなにいけない事なのか?僕たちは、いったいどうしたら…

そう思っていると紗智が喋った


「私が研究用になる。だからお兄ちゃんを諜報にして」


「待て紗智…「わかった紗智ちゃんはそれでいいんだね」


そうして紗智が研究役になることが決まった

俺が止められなかったから










葵       紗智

固有      固有        

・認識改変A   ・英霊召喚80%

・隠匿A

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

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