表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

殲滅姫は思い出す。

この世界は、俗にいう異世界。

戦争が絶えなかった頃の大陸で、たった一人で十万近くいる兵隊を血祭りにあげた少女がいた。その少女は、

国のために尽くし。市民の安全を守った

その少女は畏怖と尊敬によりある肩書がつけた

「殲滅姫」と……..

「総員、オリアに切りかかっておいで〜」

目の前の少女は、騎士団の最終試験の審査員らしいが、子供が大人に勝てるとは思えない。

誰もが慢心していた、だって自分の年下の少女に負けるなんて、夢にも思っていなかったんだろう。ものの数秒で制圧されてしまった。叩きのめされたのち、多くのものが気がついただろう。国に数多くの功績を残し、国を勝利へと導いた人物、歴史の核兵器を作った科学者や、歴史の悪名高い国王より、人を殺めた。

誰もが知っている御伽話の様な存在。

あの子供、あのお方が、殲滅姫だと…

   

      ◼️●◼️●◼️●◼️●◼️


「レオ〜入団テスト終わったよ。」

扉を勢いよく開けて、机で仕事をしている青年に話しかけた。

オリアは、黒騎士団の宿舎にある、団長の執務室に来ていた。理由は、仕事が終わったことを友人兼上官に伝えるためです!!

「オリア…今度は何をやらかした?」レオが睨んできた、レオは同期の騎士団長。数々の功績を残した青年だ。なんか事あるごとに勝負を挑んでくる、数少ない友人だ

オリアは、キョトンとした。

何を言っているんだろう?オリアはしっかり仕事をしただけなのに。

するとレオが、一枚の紙を取り出した。

「これ……何だと思う?言ってみろ。」

「オリア・ベレッカによる、被害書??かなぁ?」

オリアは疑問系で紙に書いてある、題名を読んだ

「最終試験担当、オリア・レベッカにより。打撲、出血、および骨折の症状を、訴える見習い騎士が多数。オリア・レベッカはその後、推薦された騎士を無視し、独断で選んだ騎士を自分の騎士団に入団させる。……さて、言い訳を書こうか?」

やばい…ヤバい!!レオがキレている?!逃げなくなきゃ、命が危ない!

私はドアに向かって走り出した。

「おい、何して?」

レオが聞いてきたが関係ない!一刻も早く逃げねば!

オリアはドアを勢いよく開けた。バァンといい音が鳴り、廊下にいた隊員はギョッとしていた。

オリアは、隊員に向けて誤魔化すためにウィンクをした。そうして我関せずとオリアは自分の騎士団の自室に向かって、走るのであった。

色々な障害(隊員、国王、レオ)を超えてようやく、マイルームに帰ることができた。あぁ疲れた…レオに明日怒られるかな?

オリアは特に明日の予定はないので、しばらく何もせずダラダラしようと思って隊服から私服に着替えてベットに横たわる。

「………ラビア」

ふと旧友の名を口にして、色々な記憶が蘇った。

彼は、無事天国とやらに行けたのだろうか?

思考を巡らせたせいか、眠たくなって来たので、睡魔に身を任せ目を閉じる。

誰か部屋に入っていることにも気づかずに、深い眠りについてしまった。

初めて物語を投稿しました。星羅です

ずっと小説家になろうに投稿してみたくて、小説を書き続けて二年。ようやく投稿することができました!

今後とも少しづつ投稿していくので。良ければ読んでくださると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ