かくれんぼ
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:かくれんぼ
僕は友達のソウタ君と一緒に、
近所の空き地へ遊びに行った。
していると友達がまたやってきて、
僕らは4人で遊んでいた。
「よし、かくれんぼしようぜ!」
ってな事になり、
僕らはその空き地から
ちょっと行ったところにある公園で
かくれんぼをしていた。
でも…
「ここってあんまり隠れる所ないなぁ」
なんて誰かが言ったので、
そこからまた少しずつ場所移動して
その公園からまた少し行った所の
墓地にまでやってきたんだ。
「へへっ、ここなら隠れる所いっぱいあるぜ!」
ってあいつは言ったが、
「でもお墓でのかくれんぼって怖いよ」
って言うヤツらも居て、
初めはみんな余り乗り気じゃなかった。
言い出しっぺはソウタ君。
ソウタ君だけは張り切って遊んでて、
みんながその気にならない内にもう隠れた。
「ったく、しょうがないなぁ〜」
なんて言いながら
とりあえず皆もかくれんぼへ。
「あかねちゃんみーっけ!」
「近藤くんみーっけ!」
なんて2人続けて見つけた僕は、
最後のソウタ君だけ
見つけることができなかった。
「どこ行ったんだろう?」
もうすぐ夕暮れ。
そろそろ帰りたくなってきて
みんなソウタ君に…
「ねーえ、もうイイから出てきてよ〜」
「もう帰ろうよ〜」
って大きな声で呼び始めて居た。
するとソウタ君は
お墓の陰から出てきて、
「ナンダヨーこんな簡単な所に隠れてんのに見つけらんなかったのかよ〜」
なんて得意顔。
その時みんな「えっ?」って思った。
ソウタ君が出てきたのは、
皆からちょっと離れた所にある墓石の陰。
そこに居たんならわかる筈なのに…
多分この時みんなそう思ってた。
「…ずっとそこに居たの、ソウタ君?」
あかねちゃんが聞いた。
「居たよ♪」
と答えるソウタ君。
「嘘だ〜、そこにずっと居たんなら絶対わかるよ!」
僕と近藤くんは揃ってそう言った。
「ハハッw探すのヘタだったから見つけらんなかったんだよ♪」
とソウタ君はやっぱり満面の笑み。
「ウソだろ?どっか遠い所に隠れてて、じりじりとそこに近づいて来てたんだろ?みんな脅かすために」
僕がそう言うとソウタ君は、
「違うよ!お前が探すのヘタなんだよ♪」
と言って、
「じゃ、も1回隠れてやろうか?たぶん見つけらんないぜお前は♪」
と挑戦的に言ってくる。
ちょっとムッとしちゃった僕は、
「じゃあ隠れてみなよ!今度は絶対見つけてやるから」
と少し大きな声で言った。
ソウタ君は、
「よ〜し、じゃあ隠れるから見つけろよ〜」
と言って、
またさっきのお墓の後ろに隠れたんだ。
「…は?」と思った。
そんな見てる前で
後ろに隠れたってすぐわかるじゃんw
と思いながらお墓の後ろに行ったんだが…
「あれ?」
誰も居なかった。
ソウタ君が居ない。
いやいやそんな筈はない!
今みんな見てる前で隠れたのに!?
忽然と姿を消したソウタ君。
僕たちは顔を見合わせ、
ちょっとブルっときてしまった。
あとから知ったんだけど、
実はこの時、ソウタ君の家じゃ
お父さんとお母さんが血眼になって
ソウタ君を探してたらしい。
行方不明になってたソウタ君は
それから3日後、山の中から見つかった。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=hZoD8DxwEiI
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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