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神の名を求めて  作者: ササン木
神界編
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ちりとり




ヒロたちは残る光の国水の国、そしてエレナ―の風の国を救うことを決意し、まずは水の国へと行こうとしていた


三人が部屋を出ようとすると、ふいにヒロが立ち止まった


ネルは振り返ってヒロ見た

「ん?どうしたヒロ?」


ヒロは下を向いて前をネルを見ようとしない

「申し訳ないんだけど、俺は着いていけない。」


「は?何かの冗談か?」 「そうだよ。僕との約束は?」


「実は、さっき気絶しているときに、ルシファと会った」


シュラはその言葉を睨んだ。ネルは何を言ってるかがさっぱりだった


「だ、だからなんだよ?」 「その時、俺の国を滅ぼした犯人のヒントを貰ったんだ。」


その言葉にクリスタルが反応した

「ヒロ様…」


やっとヒロは顔を上げ、ネルとエレナ―の目を見た

「俺はその犯人…を、見つけなきゃいけない。それが俺の旅の目的であり、達成しなきゃいけない()()なんだ」


「……」


ネルが喋れないでいると、エレナ―が口を開いた

「そんなの知るかよ!俺の…親父の夢はどうなるんだよ!風の国を見捨てるのか!!」


ヒロは、今までに見たことのないような優しい顔をしていた

「何も言い返せねぇよ…すまねぇ」


「くっ…もういいよ!」

エレナー部屋を飛び出していった


ネルはエレナ―を追いかけようと、後ろを向いた。しかし、一度立ち止まってヒロを見た

「ヒ、ヒロ…お前の敵は一つの国を滅ぼす力を持ってるんだろ。そんな敵と戦えるのかよ?」


「お前らだって今から戦おうとしてる。」


「………死ぬんじゃねぇぞ。ヒロ」 「当たり前だろ。ネル」


そう言い合うと、ネルは部屋を後にし、エレナ―を追いかけに行った


「死んだら一生恨むからなー!!」

遠くでネルの声が響いた


ヒロは、少し口角を上げ、シュラの方を見た

「シュラさん。あの二人に兵を付けてあげてくれないか」


シュラは何も言わずその場を離れた。その背中を見るヒロの目には光が無かった


1人残る事を決めたヒロにクリスタルはあることを聞いた。その時の声は…あまりに残酷だった


「ルシファに何を言われたんですか?」


ヒロは1分間黙った。そして結論はこうだった


「ごめん。クリスタルにも言えない。」

誰が敵かも分からない。誰に聞かれてるかも分からない中でつらつらと言うことは出来ないと判断した 危険を犯してまで手に入れた情報だ。それをヒロは、信用できるクリスタルにすら言うことができなかった。


「ふふ。そうですね。でも、()()()()()が分かって、それを言おうとしていたら、止めなければならなかったので良かったです。」

そう不審なことを言って、クリスタルは微笑んだ。


その声はいつものクリスタルに戻っていた

そしてその調子のままヒロへとこう話した


「そこで、ヒロ様に会って欲しい人物がいます。」





遅れて申し訳ないです!

あまり気が乗らず書くのに時間がかかってしまいました。物語の展開は決まっていますので引き続きよろしくお願いします。

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