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神の名を求めて  作者: ササン木
神界編
53/54

ルシファの誘い




「ここは…!?」

ヒロがセキスイに額を合わせられた後。

目を開けるとそこには12人の異形の怪物たちが居た


1人は太陽のような見た目の怪物。

ただ、ヒロの目では 目の前の強大な名力を前に鮮明に相手を見ることは叶わなかった


「改めて。奈落十三印、No.0のルシファだ」

そう云う男の姿をはっきりと確認することが出来ない。周りには黒くモヤモヤした何かが、男を取り巻いていた


「ここは、どこだ…!」

ヒロは依然として警戒していたが、本能では目の前の者達に勝つことは出来ないと分かっていた


「警戒はしなくていいんだ…リラックスが大事だよ。」

ルシファはそう囁く。その声はとても心地良い


「信用出来るわけねェだろ。早く元居た場所に戻せ」

ヒロはジロから貰った剣をルシファに向け、睨みながらそう言った


その次の瞬間、ルシファの横にいた黒い影のような幽霊がヒロの顔の目の前に来た


「ぅ゛…ゥがぉあああ!!」

そう叫ぶとヒロは意識が持っていかれそうになった


「カイター!!客人だぞ!」

ルシファがそう言うが幽霊は動きを止めなかった


すると、もう1人の男がカイターに触れた

「おい。もうそこまでにしてやれ」

明らかに異質な存在であり、ヒロは瞬時に

この男がこの空間の中で一番ヤバイやつだと気づいた


「ぅ゛ぅ゛ぅ゛…」

幽霊は消滅して消えてしまった


「おい。小僧?次獲物を出して誰かがキレても止めねぇからな。ルシファ様の話を聞け」

そう言い、男はまたルシファの近くへと戻った


「ルシファ様ぁ!あんなやつ殺してしまおうよ!!」


「お前は阿呆かぁ?ルシファ様の意向を踏み躙る行為は俺は許さへんぞ?」


ヒロは後ろから突然聞こえた2人の声に数秒遅れて気が付いた。そして同時になぜこれ程強力な名力を持った者がいたことに気付けなかったのか疑問に思った


「おい、クソ兄弟ども!うるせぇんだよ」

先程幽霊を消した男はキレ気味に後ろの2人にそう言った


「はぁ?あんただってこの前、ルシファ様の指名の女の子殺しかけたじゃないのよ」


「自分だけ正当化してたら…アカンで?

ホンマに殺したくなってしまうわ」


前者の声から予測するに女で、声が厚かましい

後者は男で、冷徹な印象を与えられた


「おい。ガキ共 いつまで喋ってるつもりだ」

もう一人の男の静止でようやく静かになった

そして、遂にルシファが喋り始めた


「君をスカウトするというのは建前だ…」

その声を聞くと、先程のセキスイの声の主はルシファだったという事が分かった


「本音は君に自分の出生を知って欲しくてね…」

ルシファは巻物を取り出した


そこにはヒロの名前が書いてあった


「これは見たら分かるだろうが、君の家系図だ」

果てしなく遠い所にジロの名前もあった

しかしヒロの目を引いたのはそこでは無かった


「俺には弟がいるのか…!?」

ヒロの名前の隣には名前が刻まれていた

しかし、塗り潰されていて見えない


「これは、ジャポンという世界最古の国の遺物だ」


「俺はそこの国出身だ」

ヒロはその時、自分の国が燃えて泣いていた時の自分の記憶を思い出した


「覚えているのはそれだけのようだな…

実は君の父親は国が襲われる前に君の記憶に干渉したのだよ…」

ルシファはホログラムのような緑の石を空間に生じさせた


「これはジャポンに伝わる、三種の神器の1つだ。

これには使用者が望んだ記憶を消したり、増やしたりすることができる。しかし、使用者以外が使っても変えられた記憶は二度と帰ることはできない」

ルシファはつらつらと続けた


「君の記憶は2回改竄されている。

一回目は君の父親。そして、2回目は君の王国を襲撃した人物。」


「お、お前はさっきから何を言ってる…?!

俺が俺の父親に記憶を改竄されているなんて何を根拠に言ってる…?」

ヒロはルシファの話についていけていない


((確かに、俺に父親の記憶は全くない…ただ、それだけでこいつの言ってることを信用できるわけがない


「君の父親は君の未来を守るために、君の記憶を消したんだよ。君の''能力''はあまりにも危険すぎる…」

そしてルシファは続けた


「君の王国を襲撃した犯人を私は知っている。」


「何!?」

衝撃の発言にヒロは反応した


「偶然その現場を見てしまってね…

それ以来私は人間不信になってしまったよ。

まぁそいつは人間では無いのだがね、」


「誰なんだ。」


「すまないが、私は契約でそいつのことを言っては行けない…。違反すれば私が殺される。

ただ、ヒントを出すことなら出来る」


「なんだそれは…!」



ルシファは何を知っているのか

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