「パンっ」
遅くなっちゃいました。また書き始めたいと思います。
目標は二日に一話!!これからもよろしくお願いします。
ヒロ達が風の国に残ると決めた後、風の国には「プルーフ」と「セキスイ」という者たちが攻めてきていた
ヒロたちの後ろには風の国の住民で人だかりができていた
「なんだ?なんだ?」 「変なオーラのやつがいるぞ?」
ヒロがそれに気づいた
「みんな離れろ!!ここは危険だ!!」
「嘘だろ…銅像さんが倒されているじゃないか…」
ヒロの呼びかけに反応する人は誰一人としていなかった。そこには悲しみと怒りが満ちていた
向こうの方から数十名の兵士がヒロたちの方へと向かっていた。そこにはキャスもいた
「こちらです!国王様!!」
「おお…なぜだ…なぜこんなことに…」
「あ!国王様あちらを見てください!!」
キャスが指をさすと、そこには倒れている、兵士の姿があった
それは先ほどエレナ―が殴ってダウンさせた男だった
「もしやあれは!!アル!イル!何があったのだ!!」
「こ、国王様…なぜかエレナ―様が私たちをお殴りに…!」
「なんだと…!?ならば今エレナ―の隣にいる兵士二人は誰だ!!この村をごちゃごちゃにした件と一緒に説明をしろ!!」
国王はネックレスについている写真を握りしめ叫んだ
「ち、父上!これは誤解なのです!彼らはこの国を守ってくれるために!私と一緒に戦ってくる救世主なのです」
エレナ―は懸命に弁解をしようとした。
「何を妄言垂れているのだ!今すぐこちらに来い!貴様らにあの二人は倒せん!!」
国王は先ほどより強い口調で、強い力で呼びかけた
「もう遅い…!!お前らは俺を怒らせた!!先ほどのクソ野郎が居なくなったお前らに…この国に未来は無いぞ!!」
プルーフは今にも怒りで爆発しそうであった
「おい…ルシファー様からの命令を忘れるなよ…メルヘイヤの男は生きて、アジトへ戻す…!」
セキスイが静止したが、プルーフはもう斧を、エレナ―の頭上で振り下ろそうとしていた
「エレナ―!!」
一番最初に反応したのはネルだった。彼の能力の「移動」ならエレナ―の位置を遠くに帰ることができたからである
しかし、エレナ―は二人を突き飛ばした。その瞬間、何かをヒロに渡して
な、なんでこれをお前が…?
二人はエレナ―に投げ飛ばされ、プルーフの攻撃を避けることができた
「エレナ―!大丈夫か!!?」
ヒロはプルーフを見たが、煙のせいでエレナ―の姿を確認することはできなかった
プルーフの斧はエレナ―がいた地面をえぐり取っていた。
「ふへへ…まずは一人だぁ…やはりあの男が居なければお前らなんぞ虫けら同然!」
プルーフは猫背に地面に刺さった斧を引っこ抜いて、ヒロたちの方を見た。
「おい!プルーフ!目的を忘れるなよ!!」
「分かってら!!おいガキども…楽に逝かせてやる…」
先ほどのようにプルーフの斧はヒロたちを一瞬で捕えていた。
目にも止まらぬ速さで二人の頭上に到達したプルーフ
振り下ろされた斧は何者かによって止められていた
「エレナ―が俺らを命懸けで助けてくれたんだ…!!なのに本気を出さないなんてことできるわけだろ!!」
ヒロはエレナ―に渡された、ジロからの形見であった剣で防いだのだ
「ほう…防ぐとは…なかなか良い代物を使っているのだな…ならばこれならどうだ!」
虚無の斧!と叫ぶと斧を振り回した。最初の数秒は返せたが、手数と体格の差ですぐに押されてしまった
「こ!れ!で!終わりだ!!」
プルーフの猛攻に、ヒロの剣はエレナ―がいた穴へと吸い込まれるように落ちて行った
ヒロは地面に倒れ、それを覆いかぶさるようにプルーフが斧を振り上げていた
「ルシファー様…すまないが俺はこいつを殺す…!」
プルーフが斧を振り下ろそうとした瞬間…
「パンっ!」
という音が響いた。何かが破裂した音だった。異変を感じたプルーフは動きを止め周囲を見渡した
「おい、筋肉斧団子…お前に力の差を教えてやるよ。」
そう言ったのは、先ほど殺されたと思った。エレナ―だった
そのエレナーはヒロの剣を持ち、透明なボールのようなものを持っていた
「な、なぜ生きてる…!!」
プルーフの顔は固まっていた
「説明するのは面倒だ。ただ植物たちが俺を守ってくれたとでも言おうか…」
「エレナ―!…いや、アンディ。人格が戻っていたのか…」
国王はそう呟き、国民たちの方を向いて、集めて帰ってしまった
「おい!エレナ―!生きてたのか!!」
「俺はエレナ―じゃない。あんな雑魚と一緒にするな。Sネームも使いこなせない雑魚と…」
エレナ―(?)は右下を見て、唾を吐きながらそう言った
「お前…?なんで生きてるんだ?」
プルーフの全身の血管が盛り上がっていた
「お前の攻撃が弱いからだよ!雑魚!」
と、透明なボールを持った方の手を振った。ボールはキャッチボールくらいのスピードでプルーフめがけて飛んで行った
「なんだこれは…?」
プルーフは避けるどころか、斧で突いてみた
「やめろ!プルーフ!それに触れるな!」
セキスイが忠告をしたが、斧はもう触れてしまっていた
その瞬間、斧が真っ黒になってしまった。
「はぁ!>?何が起きたんだ??」
「セキスイ!早くその斧から手を放せ!!」
その言葉にセキスイは斧を放り投げた
「あっれ?間違えて酸素にしちゃったか…?」
エレナー(?)は頭をポリポリしながら言った
「お前…今何をしたんだ…!!」
そんなセキスイの言葉を無視し、二個目のボールを投げた
「くそ…!!一日で二回も攻撃を防がれ、相棒をダメにされるとは…!!
こんな屈辱、今まで初めてだぞ!!お前の攻撃!次は私の身で弾き飛ばしてやろう!!」
プルーフは構えた。
「あっそ」 「「パンっ」」
ボールの破裂音と共に、プルーフの体中が膨らみ、
「おおお、お前!!なん、なんだ!これは…うまくしゃべれねぇ…」
「メントスコーラだよ。ばーか」
エレナ―(?)の言葉と共にプルーフは破裂し、跡形もなく消え去っていた




