争いの火蓋
ミヤとの戦いのあとリトは宿舎に戻った。少年は家へと帰った
―じゃあまた公園で遊ぼうね…
―うん…あの子絶対大丈夫だよ…
―そうだよね…
と、次の日の早朝。いじめっ子が少年の家の前にいた
―あいつ最近うざいよな。彼女みたいなのもいるし
―ヤナ、やっぱりダメなんじゃないかな…こんなこと
―いーや、あいつは最近調子に乗ってる。こんぐらいやっても大丈夫だって
逆にこれぐらいやったほうがいいって
いじめっ子たちはなんと少年の家に火を投げたのだ
それのせいで少年を養子として引き取ってくれたお義父さんは重傷を負ってしまう
―お父さん!!大丈夫??また…またいなくなっちゃうの…???いやだ。
と、絶望を感じた少年は幻覚を見た。誰かが少年に話しかけている
???―ふはっは。君は今悲劇を感じているだろう。いじめっ子たちに復讐をしたくないか?
―え?ぼ、僕にそんな力ないよ…
―いや違う!君には世界を滅ぼせる力がある。銃を出せる時点で才能しかないぞ
―でも僕じゃ銃を使うことはできないし…
―君の力はそれだけじゃない。今ここに君の名前を教えてあげよう…
その幻覚を見た数秒後。ものの数秒間で、N.S.cityは半壊していた
―な、なんだこの力は、、、!??
少年は力が無限に湧き出てくる感覚に陥っていた
―あ!お姉ちゃん!!
―な、何が起きたの!?もしかしてこれ全部…君がやったの?
―うん!お姉ちゃんに言われたこと達成出来たよ!自分の力でやり返したんだ!
―やり過ぎだよ!これじゃあ、、、これじゃあ関係の無い人まで!!!
―みーんな僕がいじめられているのを見て見ぬフリしてたんだ。僕だって見てみぬフリしてやるんだ
―それは違う!!皆君を心配していたんだ!
―…!?
―君の体が弱いことをみんな心配していたんだ。
少年の回想
彼が生まれたのは今から約9年前
彼のお母さんは彼が産んだ事によって亡くなってしまった。原因不明の病気だった
体が黒く変色し、そのまま体中に回って死んでしまう病気だった。
それが運悪く息子の彼にも母子感染してしまったのである。しかし、少年は肌が黒くなる所で運良くとまった
そうして、彼は父親に育ててもらうしか無かった。しかし、彼の父親は性格は終わっており、まるで息子に興味を示さない人間であった。それは息子にも例外なく一緒であった。
センが暮らしていた街は小さく片親であること。そして、体が弱いこと。それは直ぐに学校の全体に広まってしまった。
学校に行けばいじめっ子に蹴られ、家に帰っても食べ物もなく、彼に逃げ場はどこにもなかった。
彼の人生は「不幸」その物であった。
ある日彼が学校から帰ってくると、人間ではない人型の何かが立っていた
人外A―ん?誰だガキ、早くどっかいけ
セン―どうしたんですか?僕の父親に何か用ですか?
人外A―?!そいつの息子が帰ってきた!!
と、中にいるであろう人物に言おうとした時、
ドキュン!!ドキュン!!と、銃声が聞こえてきたのである
―な、なんの音!?もしかして銃声!?
少年の父親の血と思われる赤い液が扉まで流れてきた。
―もしかして、お父さん、?
人外A――見るな!君の父親は___
人外B――おい、始末したぞぉー?あとさっき何言おうとしてたん____おぃいぃい!!!どーなっちまってんだ!全員死んでるじゃねぇか、これりゃあ!
人外C―こ、このガキがやったのかぁ!?まさかこいつ、Sネーム持ちか!?
これは逃げるしかな、ドシュゥ、バタン、、、
センは自分が何をしたのかを理解できないまま動けなかった
その様子を通報され、Sネームを使いこなせない少年による行為であり、正当防衛ということで無罪となった。しかし、殺したという証拠が少なかったため
カウンタータイプの能力だとされN.S.cityへと送られた
―みんな君の両親のことを気にして話していなかっただけなんだ!
リトは街の人に聞いたが彼の肌の色や、N.S.cityに来た理由などから
話しかけることをためらったり、いじめてしまったんだ
―そんなこと言われても…みんなが僕を無視したのは事実だ!!
―それは絶対にしてはいけないことだと思う。でもみんなも本当は少年に
話しかけたかったんじゃないかな?
―確かに、僕の肌は黒くなっているとことがある。
しかも僕は人を殺してここに来た…たしかにそう思われてもしょうがなかったのかも…
―わかってくれた?みんな君のことが嫌いなわけじゃなかったんだよ…
少年は体中の銃をしまった。リトは抱きしめてあげた
―私は君のことを裏切ったりなんかしない!だから安心してっ
―うん…!
―この子とはそんなことがあったのか…
―うん…この子には私しかいないんだ…だから私がこの子を守る
―…俺も一緒に守るよ!
―え…?
―リトの大切なものは俺も大切にしたい。だから一緒に…ここから抜け出そう
―無理だよ―ここから出たらこの子は犯罪者だ…しかもヒロにまで迷惑をかけられない!
―どこかに隠れればいいさ!!俺は捕まらないんだから俺がたくさん動くよ
―…ううん、嬉しいけどやっぱりヒロには迷惑をかけちゃだめだ
―ど、どうしてだよぉ(ここに居たら絶対に名防省のやつらが来る…それまでにどこかに逃げなきゃ)
―リトー!!
遠くから女の子の声が聞こえた
―エン…
―あれが…Gネームを持った者か…
ゼンたちはエンという少女と途中であっていた
―誰だ君は!!ここは危険だから逃げなさい
ネスが突然出てきた女の子へ忠告をした
―待ってください!中にいる子の友達なんです!
―何か知っているのか?
―この事件を起こした二人の能力を知っています。それを教える代わりに親友を助けてあげてください!!




