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神の名を求めて  作者: ササン木
神界編
27/55

名防省!!!

今までのお話

この物語は今から何千年も前の話

森の奥深くにそびえ立つある巨大はある日何者かによって滅ぼされてしまう。そんな中唯一生き残った少年「ヒロ」は犯人を探すために、神様を目指して冒険を続けてきた。

神に出会う為に必要な「神獣」を手に入れやっとの思いでここまで辿り着いた。

これから起こる巨大な戦争に巻き込まれることを知らずに…



人間界と神界の間には黒雲という人間の魂を吸い取る化け物たちがいる。

そいつら「カイター」達が人間が無断で神界に来れないように守っている。

そこを超えることができるのは、神獣とSネームを持った者だけである


やっとの思いで神獣を手に入れたヒロとネルは黒雲を抜けて神界へと着いた

そこは所々に湖らしきものがあるだけで、荒野が広がっているだけの世界であった


青龍―懐かしいな…ここに来るのは何百年ぶりだろうな…


ヒロ―おいおい、なんもないじゃんか…

もっと、華やかで天使みたいな羽生えた奴らは居ないのかよ!?


青龍―もちろん、先に進めば住んでいるやつらがいるぞ。だが、生憎そんな神話の世界に俺らは生きてねーんだよ


ヒロ―そーなのか?じゃあそこまで行くしかないのか…

と、少し残念そうなヒロの目の前に青龍と似たような大きな生物が現れた

その生物の背中には美青年が乗っていた。二十代のような若さだ。

その生物は大きな白い虎のような物でヒロ達を見た途端攻撃をしようとしてきた


ヒロ-あっぶねぇ誰だお前!?

ビビっているヒロとネルとは裏腹に青龍は無言を貫いていた


???-お前が新しいメルヘイヤか…

白い虎に跨いでいる男がそう言った


ヒロ-め、めるへいや?


???-あの青龍がこんな弱そうなガキに仕えるなんてな…笑えるぜ

青龍はその言葉に反応し噛みつこうとした。しかし、虎は素早い動きで何処かへ消えてしまった。


???-いつかお前らと戦えること楽しみに待っておくよ⋯



ヒロ-なんなんだ!?あいつ


青龍-来るとは思っていたが、いくらなんでも早過ぎるな…

あいつはお前と同じ神獣を仕えている者だ。それをメルヘイヤと呼ぶ

しかし、あいつの場合は試練をしていない少し特殊な奴らだ


ネル-な、なんでそいつらがヒロを狙うんだ?


青龍-今神界にいるメルヘイヤはあいつしか居ないはずだ。

それでブイブイ言わせていたからな。でもそこにヒロが来た

自分の邪魔になるかもしれない奴は排除するのがあいつのモットーだ。


ヒロ-おっかねえ奴もいるもんだな…だったら早く神界にいる奴らが住んでいるところに行こう!


そしてまた青龍に乗り数十分過ぎた。もう何十キロも移動していると

目の前に大きなお城が見えてきた


青龍-ここだ。『名防省』お前らは人間界で色んな能力者達と戦ってきたな?

そいつらは2種類に分類することができる。戦闘型Sネームと非戦闘型Sネームだ

戦闘型Sネームはここで暮らし、人間界や神界の治安を維持している。

さて、俺はこんな大きさだ。普通に入るなんて事はできない。

だから…ヒロ右手を出せ

と、言われ右手を出すと、青龍がその手に向かって突進してきた


ヒロ-痛ってえよ!入れるわけな、?青龍が俺の手の中に入ったぞ!?


青龍-基本はこの形で過ごすからな。ほら、早く中に入れ!


ヒロとネルはお城の巨大な門を抜けた。そこには執事のような服を着た

おじいさんが立っていた


???-お待ちしておりました。ヒロ様御一行ですね


ヒロ-な、なんで俺の名前を?


???-あなたはもう有名人ですよ。久しぶりにメルヘイヤが出たんですから。


ヒロ-メルヘイヤってそんなにすごいのか?


?⁇-すごいも何もメルヘイヤなんて今まで数人しか居ませんでした。

私が生きているうちの会えたことが奇跡ですよ。

さて、明日また集会があるのでそれまではお城で休憩をしておいて下さい


そうしてヒロ達は部屋に案内された。廊下を歩いているとちゅうでも明らかに強そうな人たちが歩いている。そして2人は部屋でくつろぎそのまま朝になってしまった


ヒロ-ネル!もう9時だ!集会はもう始まっているぞ!


ネル-やっべぇ!ダッシュで行くぞぉ!

2人はダッシュで中央会議室へと飛ばした。扉を開けると何百人もの人が整列をして舞台を見ていた。


???-久しぶりだなぁ!ヒロォ!

ヒロ達が入った扉の横には明らかに強そうな4人が立っていた


ヒロ-この声は…ネス!?


ネス-ここにいるっていうことは神獣を手に入れることに成功したってことだな?


ヒロ-うん!ネスのおかげだよ!!でも、あの島は大丈夫なのか?


ネス―あの島はもう大丈夫だ。また強化してもらったからな

次こそはもう盗られないよ


会場がざわめいた。ネスはこの名防省でもとても偉い立場にいる。そんな人に突然来た子供が呼び捨てをしているなんてみんなからすれば戸惑いしかない


シュラ-おいお前ら!うるせぇぞこれから国王さまがくるんだ

そしてでっかい銃を持ったもう1人の女の人も言う


???-そうですよ、これから大事なお話があるんです。しっかりしてください

もう1人のフードを被った身長が小さい子供のような男は笑っているだけだった


???-みーんな集まったかーい?

と、年寄りのようだがどこか抜けているそんな声が聞こえてきた

その瞬間その場にいたヒロとネル以外の全員が頭を下げた


そしてその声の主が現れた。なんとそれは小さく丸っこいおじさんだった


ヒロ-ちっちゃくね?

その一言に会場は凍った。


ネス達はヒロを睨んで

ネス達-お前なんてこと言ってんだ!!


国王-まあいいじゃないか、子供は自由に生きた方がいいに決まっとる

という言葉に皆んなは前を向いた


国王-今日ここに集まってもらったのは他でも無い

あの後ろにいる子の事についてだ。噂は立っていると思うが彼はメルヘイヤだ

その言葉でまたざわついた

-やっぱりそうなのか…

-あんなガキが本当に持っているのか?


国王-そして彼はこの名防省までたどり着いた。

彼のことは随時私が聞いておこう。それより今はN.S.cityで起きた大量殺人テロについてだ。


シュラ-はい。今日の朝9時にN.S.cityから通報が入った。

これまでに150人の兵士を送りましたが未だに誰一人として帰ってきていません。大方の予想では全員やられたかと。


兵士-そ、そんなことが起こるのでしょうか?そこに保護されている奴らは人を殺すことができるほどの力を持った者はいないはずでは?


シュラ-勿論そうだ。だが、Sネームのことについては我々も分からないことがあるだろう。これを事実として判断し、私達が鎮めなければない。

そこで、一般兵に加えて我ら副大臣の誰かが行くべきだと考える。


国王-おい、シュラ。これはどうかの?今来たメルヘイヤに行かせるというのは


ヒロ-俺?

その場はブーイングが巻き起こった。

-なんであいつなんだ?


国王-もちろん皆の者の気持ちもわかる。しかし、メルヘイヤの方が一般兵士より力を持っているというのも事実である。

大勢で行き皆が殺されるよりも少人数で少しでも戦いやすい方がいいだろう


兵士-し、しかしやはり危険なのでは?N.S.cityにいるものは全員が全員戦えないわけでは無いはず。それらの者が殺されたと考えると、やはりこの子だけでは危ないんではないでしょうか?


国王-メルヘイヤは腐っても神獣を従えている。簡単に死ぬことはないだろう?

しかし、流石に1人で行くのは危険だ。副大臣の誰かが行けば大丈夫だ。


シュラ-俺は遠慮しておくからな。俺の武器は一人で戦うことに特化してるんだ。しかも、こんなガキと一緒に行くなんてお断りだ


もう1人のフードの男は笑ったままだった


ネス-こいつらはやめとけ、俺かセラにしろ

セラというのはネスやシュラと同じ副大臣の1人だ


国王-よし!じゃあセラ!一緒に行ってくれるか?


セラ-がんばります!

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