老人の声
話はまたヒロへと戻る
ヒロ――んん、、、今何時?って空がもう暗いじゃん!!!
すると、玄関の扉が開く音が聞こえた
ケイ――おや、寝ていたんですね?
ヒロ――さっき起きました、、
ケイ――あはは、ずいぶん寝ていましたね
もうご飯は出来てますよ
ヒロ――、、、じゃあ食べようかな
そうして、2人で食べたあと話題はあの日のことになった
ケイ――ところで、あの日なぜあんな山奥にいたんですか?
ヒロ――それは、、
と、ヒロが言おうとした時頭に「言ってはダメだ、、」と、言う声が聞こえた
ん、、なんだ今の声は、、まぁいい
ヒロ――神獣というのは知っていますか?
ケイは神獣という言葉を聞いた時少し驚いたような顔をした
そして、冷静にこう答えた
ケイ――いや、知らないですね、、、
ヒロ――そうなのか、まぁその神獣を探しているんだ
ケイ――それはなぜ?
ヒロ――話すと長くなるんだけど、、実は僕の知り合いが持っていた神獣を誰かに盗まれたんだ
ケイはとても驚いたような顔をした。
ケイ―いや、そんなわけは、、、
その様子にヒロはとても不思議がった
ヒロ――ケイ、?どうしたんだ?
ケイ――い、いえ、なんでもないですよ
見つかるといいですね?
しかし、そんな大きな物をどうやって持ち運ぼうとしてるんですか?
ヒロ――確かに、、どうしようかな?
ちなみに、ケイはなんであの日山奥にいたんだ?
ケイ―あの日は山に動物観察をしようとしてたんですよ。
ヒロ―動物観察?
ケイ―実は私はこの王国の専属の研究員なんですよ。
ヒロ―そりゃーすげぇな、、
その後も2人で雑談して、その日はもう夜になって寝ようとしていた
ケイ―では、おやすみなさい。
ヒロ―はい、、
しかし、ヒロはお昼に寝ていたこともあり、1時間ほどたっても全然寝ることが出来なかった。
その時、玄関の扉が開く音が聞こえた
ヒロ―ケイが出掛けたのかな?たしか俺が遭難した時もこんな時間だったな、、
そんなことを考えていると、気づいたらまた1時間ほど経っていた。
その時ケイが帰ってきた音が聞こえた、よく聞くと2人居るようだ
老人―今日はご苦労じゃったな、また明日もよろしく頼むぞ
ケイの様な声―こちらこそありがとうございました。
ヒロ―老人と一緒なのか、、
と、聞き耳を立てている間にヒロは寝てしまっていた。
そうして、次の日の朝2人でいつもの様に朝食を食べていると、ケイが
ケイ―ところで、いつまでこの家に居るつもりですか?そろそろ、考えた方がいいかと、
ヒロ―俺も今日でお別れしようと思ってたんだ。最後にひとつ質問していいか?
肩もみしながら聞いて欲しいんだ。と、ケイの後ろに回った
ケイ―ええ、もちろん
ヒロ―神獣のことを本当に知らないか?
ケイ―もちろん神獣自体は知っていますよ。
しかし、あなたの知り合いの神獣のことは知らないですね。
ヒロ―しらばっくれなくていいんだ。
昨日の夜、ケイが老人と話していたことを聞いてしまった。その時ケイと話していた老人が俺の恩人の神獣を盗んだことについて話していただろ?
ケイ―、、、
ヒロ―俺が神獣を探しに来たっていうのを聞いて焦っていたらしいな。
最初そのことを聞いた時は驚いた。それと同時にとても幸運だと思った。探している相手がこの王国にいるんだからな。
ケイ―君から神獣のことを聞いた時には驚いたよ。
ヒロ―もう、お前は逃げられない。
と、ヒロは包丁を持って言った。
ケイ―君は恩を仇で返すのが得意なようだね
ヒロ―もう、御託はいいんだ。早くその老人に会わせてくれ。
ケイ―あぁ、わかった。案内しよう。
と、ケイの仕事場である研究所の施設まで着いた。
ヒロ―ここに老人の研究員はいるか!?
と、言った時研究員一同は動揺した
ケイがナイフを突き立てられているからだ、
研究員A―ど、どうしたんですか?
ヒロ―ここの研究員の老人を連れてこいと言っているんだ!
研究員A―え?そ、そんなことは無理ですよ
研究員B―ケイ君を離して!
ヒロ―俺の要求の意味がわからないのか?
こいつがどうなってもいいのか!?
研究員A―い、いえ、そういう意味ではなく、ここの研究員に老人なんて居ないですよ?
ヒロ―な、何を言っているんだ!神獣を盗んだ奴がいるはずだ!
研究員A―し、神獣?そんなものなんて見たことないですよ?と、とりあえず、ケイ君を離しなさい
ヒロ―ケイ!お前俺を騙したのか?
ケイ―はは、私は嘘をついていないよ
君が言っている老人が居る研究所はここだ
ヒロ―では、なぜ居ない!?
ケイ―居るさ、今もここに。だが、君はその事に気づくことは出来ない。もう君が神獣を見ることは出来ないよ。
ヒロ―お前!本当の事を言わないのなら切るぞ!
ケイ―だから、私は嘘をついていないさ。
しかも、研究所はこの王国に1つしかないからな
ほら、早く逃げなきゃ、警察が来てしまうぞ
ヒロ―(ど、どうする?神獣の場所を知っているのは謎の老人のみだ。神獣を隠すためにその他の研究員が嘘をつくとは思えない。)
外では、警察の声が聞こえる
ケイ―さて、ここまで大事にしてくれたんだ
どうなっても責任は取らないよ?
ヒロ―、、、!
うんちうんち




