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憧れの幼馴染  作者: 佐々蔵翔人
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色々なアルバイト

することないから

進路が決まってひと息、と言いたいところだが来春から幕張産業大学まくはりさんぎょうだいがく東京とうきょうキャンパスで下宿生活になるため、少しでも稼いでおいた方がいいと人生初のアルバイトで派遣アルバイトに登録をした。


ドーナツのパック販売やアパレルショップのバックヤードなどと数週間で単発のアルバイトをして自分にはこういう仕事も向いているかも、合わないかもと考えながらやっていた。


行けと言われた場所で働く派遣アルバイト。同じような仕事でも行く場所によって全然違うし、自分のミスをなすりつけてきたり、意味の分からない理不尽なことを言ってくる人もいる。


居酒屋のアルバイトとかもしてみたいが夜更かしも出来ないし、気がついたら途中で寝てしまうこともしばしば。塾のアルバイトをするにも人に勉強を教えられるほど賢くないと考え、何をしようかなと考えていた。


家族に聞くと住所が決まらないとアルバイト出来ないと言われ、卒業式を終わったらすぐさま学校近くに家を借りようと話していた。住所決まったら実夢みゆにも伝えて遊びに来て欲しいな。


電車で少し行けば日本全国から集まるかの有名なテーマパークもあるしとチラつかせたりしたら遊びに来る人もいるだろうな。そう思って週末に家族で幕張まくはりに学生寮の契約して準備に行くことを実夢みゆに伝えた。するとお手伝いしに行くね。


家族に友達が手伝いに来てくれることだけ伝えた。女の子ってことを言うと柚那ゆずなちゃん以外にもお友達がいたのかと何を言われるか分からず、問い詰められるのがイヤだったから避けていた。


学生寮に着いた。家族が届いた荷物を整理をしてもらっている間に和真かずまはというと最寄駅に実夢みゆを迎えに行く。とりあえず駅に着いたとラインを送って来るまで待っている。


だが来る気配が全くなくラインをすると方向音痴で乗る電車を間違えたからとそこの場所から動かないで、迎えに行くからと待ち人をなぜ迎えに行かなきゃならないのかと笑ってしまう。


電車に乗って江戸川えどがわを越えて東京都とうきょうとに入った。窓からどこにいるのか探しているものの実夢の姿は見えない。いったいどこにいるのか、今いる駅を教えて欲しいとラインを送る。


聞くと東京都とうきょうと調布駅ちょうふえきという場所にいる見たく、京葉線けいようせんにならなくてはならないところを間違って京王線けいおうせんに乗ってしまったとのこと。


電話で伝えたのならば似ているから間違えても分からなくもないが、ラインで最寄駅まで伝えていて乗換案内で出る時間を聞いてそれに合わせて送ったのにどうしてなのか。


実夢みゆと会って電車賃ちょうだいとお願いをして電車を乗り継いでまた幕張まくはりに向かう。似ている発音とはいえど、そこまで分かりにくいのかなと頭を抱え、学生寮に着いた。


家族に友達が乗る電車を間違えてと伝えて家に入ると届いていたダンボールが片付けられていて、今やるべき事は全て終わっていた。


申し訳なさそうにしていた実夢みゆ。新メニューを作った玉子焼きを作って家族に振舞っていた。明日はホームセンターで買いに行くと和真かずまの父が言うとお買い物を手伝うと買ってでる実夢。


学生で雑魚寝をする実夢みゆ。翌日は罪滅ぼしなのかしゃかりきになって働いて学生寮に戻っては調理をしていた。

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