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憧れの幼馴染  作者: 佐々蔵翔人
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検索魔

自称暇人

大抵芸能人やプロで活躍する選手たちは常に自分がどう世間から思われているかを調べるために自分で自分の名前を検索をするエゴサーチと呼ばれるものをしている。


だが、ここに恐らく本人以上に同じ名前を検索している人がいる。それは佐伯和真さいきかずまだ。誰を検索をしているのか、それは幼馴染で彼女の椎名柚那しいなゆずなでスマホの検索履歴はこの名前で埋めつくされているほど。


ブログはイタリア語で何を書いてあるか全く分からず、翻訳アプリで部分部分を切り取って検索をかけて読み進めている。だから全然内容が頭の中に入ってこない。写真を見て遠征をしたのかなと分かるくらい。是非日本語訳も付けて欲しいと願っていた。


そう思っていたのは和真かずまだけではなく、多くの人が同じ意見をもっていてその数日後に待望の日本語訳でも読めるようになっていた。どうやら現地に住む日本人がイタリア語で問い合わせがあったとちゃんと日本語訳も付けてほしいと書いてあった。


ブログだからイイネも出来ればコメントも出来る。さすがにコメントは日本語訳は難しいかなと思ってタップをするとイタリア語でも日本語でも読めるようになっていた。これはスゴいと翻訳を駆使して新しく入った椎名柚那しいなゆずなって方を応援しているとコメントしてみた。


知っていると思いつつも実夢にもブログのことを伝えて日本語訳でも読めるし、コメントも出来るとラインで送ってそのブログをコピペをする。


電話がかかってきて、機械音痴だからこうやって教えてくれるだけでなくてコピペしてもらえるとホントに助かると泣きながら何度もありがとうと言っているほどだった。


電話を切ろうとすると待ってと話し始める。大切なことだからよく聞いてねと念押しをされると怖くて声が震えていた。


「ブログとかっていいコメントもあれば誹謗中傷レベルの酷いコメントが来ることもあるけれど、和真君かずまくんも波風立てずにいてね。柚那ゆずなは鋼のメンタルだし、見ても蚊に刺されたくらいにしか思わかもだけどね」


言われてみればそうかも知れない。バレエ教室で女性講師から怒鳴られても目の肥えたバレエファンから厳しい言葉をかけられていることもあったが全くと言っていいほど顔色を変えてはいなかった。というより悲し涙を流したことをあるのかというくらい見たことがない。


途中で実夢みゆを見送って家に帰った和真かずま

家に帰ってブログを読んでいると直接柚那ゆずなちゃんに宛てられたコメントではないにしても見るにえない程の誹謗中傷を越えるくらいのものもある。


柚那ゆずなちゃん本人に直接送ることはしない。だけど思うことはそれぞれだけどあくまでも節度をもってコメントしないとって思ってしまう。言葉は凶器っていう人もいるがまさにそうだと思う。


たかが言葉、されど言葉ってことを万国共通でその気持ちを全員が持って欲しいと願っていた和真かずまだった。批判と中傷は似ているようで違う。

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