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憧れの幼馴染  作者: 佐々蔵翔人
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何があるのか

何店舗あるのか

お腹いっぱいになった和真かずま実夢姉みゆねえ。まだ物足りないと何かスイーツ食べるものないかなと言う柚那ゆずなちゃん。和真かずまの右手には実夢姉みゆねえ、左手には柚那ゆずなちゃんと共に手を握って歩いている。


実夢姉みゆねえが指を差したのは雑貨屋でお店の中に入る。日本の物だけでなく、他国の雑貨まで置いてあってあれもかわいい。これもかわいいと目を輝かせていた。


キャラクターとのコラボ財布やポシェットやフタ付きの容器のかわいいキャニスター、動物の形をした間接照明が売られていた。特に目を引いたのはフラワーディテールと呼ばれるものでここでは円型の中にチューリップがあり、光がともるが値段がそこそこしていた。


何を買おうか悩みつつ柚那ゆずなちゃん、実夢姉みゆねえ共に財布とにらめっこしてキーホルダーと肩掛けポーチをカゴに入れて会計をする。


和真かずまが財布を出そうとすると実夢姉みゆねえから私たちで会計するから気にしないで。他に何か欲しかったら早く持ってきて。


そう言われ、目に入ったのがタコのキーホルダー。お揃いにしたいとお願いをした。


そっか、ありがとうと会計を済ませてカバンに付ける。このタコの口がかわいいね。よく見つけたと頭を撫でられる。


次はどこに行くのだろうと再び散策をする。

歩いていると着物専門店を見つけ、さすがに買えるものでは買えないがせめてどういうのがあるのだけでも見たいなとお店に入る。


浴衣を見てこの色合いかわいいとテンションが上がっている柚那ゆずなちゃんと実夢姉みゆねえだった。思わずこれを着てアウトレット歩けたらいいのにねとレンタルを匂わせることを言ったつもりは全くないがレンタルが出来ると聞いてまばゆい笑顔で喜んでいた。


柚那ゆずなちゃんは水色にピンクのリボンとかわいい感じで、実夢姉みゆねえは黒に赤色のリボンとかっこいい感じとそれぞれ決めて試着室で着替えている。普段制服姿を見ることがあっても和服を見ることがあまりないからどういう感じなのかスゴい気になる。スマホで写真を撮りたいと思っていた。


柚那ゆずなちゃん、実夢姉みゆねえ共に浴衣姿を見てかわいくてカッコイイと思うほどで早速スマホで写真を撮って短い時間だがレンタルで歩くことが許される。


とはいえ、アウトレット内にアミューズメント施設や小さな遊園地などもあるわけではなく、どこを歩くか聞くと着ることに意味があって歩く場所は関係ないとまるで詩人のようなことを言う実夢姉だった。


近くを歩いて疲れて椅子に座る。男目線から言わせれば浴衣着たならその時間を存分に楽しむためにどうするかと考えるところだが、女の子の実夢姉みゆねえ柚那ゆずなちゃんは決してそうではないと言う。


当然男女で考え方が違うし、同性だからといって必ずしも同じ意見になると言われたらそうではないと改めて実感をする。


夕方をすぎたくらいにかわいい動物クレープをスマホで撮って食べているともうすぐ日没の時間で着物専門店に浴衣を返して制服に着替えて家に帰ることにした。


最後に実夢姉みゆねえがよかったらまた一緒に遊びに行こうよ。今日はとっても楽しかったから柚那ゆずな、お願いと頭を下げる。


柚那ゆずなはいつでもいいよ。ただ、和真君かずまくんがなんと言うかとまさかのパスが飛んできた。もっと実夢姉みゆねえとも仲良くなりたいからと握手をして交わして家に向かった。

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