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憧れの幼馴染  作者: 佐々蔵翔人
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ゲリラ勝負

無限の胃袋

開店前に並んだのにも関わらず、お店に入れたのは1時間後。和真かずまだけでなくて柚那ゆずなちゃん、実夢姉みゆねえも朝ごはんを抜いて準備万端で臨戦態勢でいた。今か今かとお店に入るのを待っていた。


フルコースを注文し、最初のセットが届いて焼いてい間に柚那ゆずなちゃんと実夢姉みゆねえから先に取りに行くように伝えた。片手に乗せお皿を持ってきた実夢姉柚那みゆねえに対して柚那ゆずなちゃんはというと両手いっぱいに乗せたお皿を持ってきている様子はセルフ筋トレをしているようだ。


まだ焼けてないからとコーンポタージュとぶどうジュースを持ってきてもらうようにお願いをする。その間、ずっと焼き奉行をしていた。


あっそうだ、忘れていた。当然なにかを思い出したかのようにスマホを取り出す実夢姉みゆねえ。呼び出しボタンで店員さんを呼んでスマホを渡す。


横1列に並んで真ん中に和真を挟んで柚那ゆずなちゃんと実夢姉みゆねえと共に手を握りつつ、端にいる柚那ゆずなちゃんと実夢姉みゆねえが空いている片手で大きくハートを作っていた。


写真を撮り終わると少し焦げてしまったお肉を食べて両手で持ってきたお皿に盛られた諸々はあっという間になくなってペロリと平らげていた。そしてスカートを揺らしながら再び次は何を食べようかと向かって行く。


実夢姉みゆねえ和真ゆずなに話しかけた。

「まだ制限時間はまだあるけどお腹いっぱいになってきた。和真君かずまくんまだ食べられる?実夢みゆは少し休んでからスイーツ食べて終わりにしようかな。食べ放題でよかったよね。柚那ゆずなだけ積まれたお皿の数が違うからね……」


これだけ食べてもあの体型を維持出来るのはスゴいのか、その分動いているからなのか。旗また太りにくい体質を存分に活かしているのかとまた両手に乗せられた大皿を食べている。


フードファイター界では有名な人が柚那ゆずなちゃんに突然、どれだけ食べられるか勝負して欲しいとお願いされるといいけどこれが食べ終わってからでとチャーハンを食べていた。


時間は30分、突然に始まった大盛対決。女子校生対フードファイターの対決は周りの人達の視線を浴びつつ食べ進めてた。ここまでどれだけ食べていたか一緒に来ていた和真かずま実夢姉みゆねえも把握出来ない程だった。


スゴい食べっぷりで残り時間10分を残して全て平らげ、自分の席に戻って水を飲んで今度はスイーツを取りに向かう。いっぱいスイーツを食べたいと思っていたが制限時間の関係で数個だけに留めて会計を済ませた。


突然フードファイターに果たし状みたいな感じで勝負を挑まれなきゃもっとスイーツを食べられたのになと悔やむ姿を見てどれだけ食べれば気が済むのかと直接言わないもののそう思う和真かずま実夢姉みゆねえだった。


アウトレット来たから色々なお店を見て行こうよと言う柚那ゆずなちゃん。とりあえず日を跨がないようにしないとな。

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