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憧れの幼馴染  作者: 佐々蔵翔人
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お寝坊

遅刻ギリギリ

和真かずまが朝起きるといるはずもない柚那ゆずなちゃんが隣にいた。やっほ、和真君かずまくんおはよう。

ビックリして声を出そうとすると柚那ゆずなちゃんは人差し指で喋らないようにしていた。


もうすぐ朝食の時間だよ。無防備に寝ている姿とってもかわいかったよ。和真君かずまくんよりも歳下の女の子たちもこの部屋に来て寝息でツンツンしても起きなくて困ったよ。


大部屋に遅れてやってきた和真かずま。女性講師が呆れるくらい女の子たち全員がかわいいと頭をクシャクシャしてほっぺたをツンツンしてとされていて弟のように扱われていた。


朝食を食べ終えて近くにある練習場を借りて練習を借りて終日練習をしていた。女性講師からここがよくてここを直すようにと言われる横で立っている和真かずま。自分がここにいていいのかと感じている。


休み時間に自分が今回の合宿に呼ばれた経緯について聞くことにしてみた。すると意外な答えが返ってきてそういう意味も込められていたのかと納得をしていた。


和真君かずまくんを合宿呼ぶことにした理由は毎日のようにバレエ教室で待機所から全員の様子を観ているから足の上げる姿や手をピンと張れているかといった基本的なことも気づけるかなって思ってね。観に来る人はバレエを初めて観る人もいる、だから普段の様子を知る人にも来て欲しくてね」


この話を聞いて生きる地図、歩く時刻表だと思われていたが実はそういう意味も込められていたと

思うと来てよかった、レベルアップに協力出来るなら大歓迎と前向きになれた。


最終日、朝食を食べ終わって軽く練習をしてせっかく来たならと観光して帰ることを決めた。とはいえどこに何があるか分からずにいる。


観光協会に電話で聞くと手作り指輪体験が出来る場所を見つけるが、予約が必要だが何とか話をつけてくれた。女の子たちは大喜びをしていた。


全員指輪を作るのに夢中でどうかわいくしようかと真剣な表情をしており。それは柚那ゆずなちゃんも例外ではない。とても声をかけられる様子ではないくらいだった。


全員が完成するとかわいくできたとテンションが上がっていた。記念に写真を撮ろうと女性講師のスマホで和真かずまも含めて指輪が見えるようにぶりっ子して写真を撮っていた。


そして時間はあっという間に過ぎてこの船に乗らないと夜までに帰れないという船に乗り込み、全員疲れて寝てしまう。和真かずまは寝たらダメだと思っていながら眠ってしまう。


帰りの特急電車「にちりん」でも女の子が寝ても起こせるように起きてようとウトウトしていると隣にいる柚那ゆずなちゃんの肩に頭を乗せていた。もう眠すぎて駅に着いても起きずに家まで柚那ゆずなちゃんがおんぶして送ってくれたと後で聞いた。


もう柚那ゆずなちゃんに迷惑をかけたと謝っていたらホントに寝ている姿がかわいすぎてこんなかわいい弟いたらよかったなって思うよとニコリと笑っていた。


私服がかわいいのはもちろんのこと、制服姿は天使すぎるし、和服着れば現代のかぐや姫だし、レオタードを着れば湖に浮かぶ白鳥と色々な面があってかわいい姿を沢山見させてくれてありがとうの気持ちでしかない。

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