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道化神

なんか色々な進化したみたいだけど、具体的には誰がどう進化したか表示できる?コアさん。

[それぞれの進化先を表示します。]


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イルルヤンカシュ→デュポン

ヒュドラ→アジ・ダ・カーハ

エキドナ→共工

バジリスク→サマエル

クスシヘビ→アスクレピオース

ウィーウイルメック→レビィアタン

騰蛇→シウコアトル

サーペント→ティアマト

ミズチ→クチナワ

ヤクルス→エインガナ

スネーク→グレイプル

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コアさんや、それぞれの種族の説明よろしく。


[了解しました。情報を提示します。]


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名称:デュポン

ランク:S

嵐を司る蛇龍の一種。体に魔法で生成した嵐を纏いその嵐は触れるもの全てを塵へと変える。様々な魔法を使いこなし、ブレスは万物を削りとる力をもつ。

嵐の中を住処とし、嵐の移動に合わせて世界を廻っている

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名称:アジ・ダ・カーハ

ランク:A+

三つの首を持ち四肢をもつ蛇龍。三つの首はそれぞれ別属性の力を持っており強力な魔法、ブレスを放つ。四肢を使った近接戦を得意としており、尋常ではない再生能力を持ち、血や肉片から眷属を生成する力を持つ。過去にはその再生能力を生かし呪術を使う個体も存在した。

本体はA+ランクゆえに大国を滅ぼすほど強くはないが、地を埋め尽くす程の眷属を生成し大国を滅ぼした事があるため、冒険者ギルドが特級危険種に指定している。

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名称:共工

ランク:A

朱色の髪を持つ半人半蛇。火属性と土属性に高い適正を持ち一度怒らせると山を吹き飛ばすまで暴れ続けた記録がある。武具を使用し武術を扱う。恐ろしい力を持つが、非常に愛情深い、又は執着する特性を持ち人と結ばれた個体も存在する。

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名称:サマエル

ランク:A+

六対の翼を持つ赤い体色の魔物。『神の毒』の異名を持ちその毒は触れるもの全てを蝕み腐らせる。非常に獰猛であるため、出会った生物全てを殺し尽くすことから、生態系を大きく崩す存在である。

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名称:アスクレピオース

ランク:B

白い鱗を持つ小型の魔物。温厚な性格をしており基本的には無害である。強力な治癒の力を持っておりどのような負傷も治す事が出来る。治癒の力を持つ一方、呪いの力を持つため敵と認識した相手には徹底的に呪いをかける。この呪いはアスクレピオースの死後も継続するため、冒険者ギルドでは特殊危険種に分類されている。

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名称:レビィアタン

ランク:A+

長大な体を持つ蛇龍の一種。通常の個体でも全長は3000mに及び、最大級のものでは10000mに達する。海面に浮上し動くだけで津波、渦潮を引き起こす。性質は極めて穏やかであり、間違って攻撃しても何もしてこない程である。しかし一度怒ると最低でも1月は暴れ回り災害を撒き散らす。

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名称:シウコアトル

ランク:A+

体に太陽の力を宿す魔物。怒ると体温で鋼程度なら容易に溶かす程になる。本気を出すと背中に巨大な火球を背負いそこから様々な炎属性魔法を行使する。背に太陽を背負う姿から太陽神の眷属とも考えられている。

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名称:ティアマト

ランク:A+

蛇龍の一種であるが外見は土竜に酷似している。地面の中を自在に泳ぎ、地中からの奇襲を得意とする。土属性の上位属性である地属性を操るため相対するものは大地を敵に回す事になり、その圧倒的な質量で蹂躙される事になるだろう。

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名称:クチナワ

ランク:A+

体から植物を生やした巨大な魔物。この魔物が生息する土地は土が肥え、動植物も通常より良く育つ。

クチナワは一定の間隔で鐘のような声をあげ、その声に含まれる魔力が土地と動植物に影響を与えているのだ。戦闘になると自ら発する声に魔法的な効果を付与し、自らを強化しつつ魔法で植物を操り戦う。

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名称:エインガナ

ランク:A+

虹色に輝く鱗を持つ蛇龍。エインガナの棲息する土地は常に雨が降るようになる。攻撃には雷を使い、時には雷雲を呼び寄せ文字通り雷雨を降らせる。本気をだすと空には虹が掛かる。その光景は幻想的であるが対時するものは絶望する事になるだろう。

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名称:グレイプル

ランク:不明

この世界に初めて生まれた魔物。ヨルムンガンドによる名付けと、ロキ神の介入により生まれた魔物。体から無数の鎖を生やしており、その鎖を操作し敵を拘束、尖った先端で突き刺すなどの攻撃を行う。この鎖には封印の効果があり触れたものは何かを封印される。

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何か皆ヤバそうなのに進化してるんだけど、まあダンジョンの防衛力が上がるのは良いことだし、気にしない気にしない。


グレイプルになったクリズの説明にロキ神の介入ってあるんだけど何で神様が介入したんだ?


[神々の考えは、神により千差万別であり、推し量ることは困難です。]


意外だな。コアさんにも分からないことがあったんだな。


[我々ダンジョンコアは星から生まれるため、星に関する知識はありますが、感情と言うものは我々には無いため理解できないのです。]


[そのためロキ神の意図は私には理解できな「いや、自分の孫が頑張ってたら応援したくなるものだろ。それがお爺ちゃんってもんだからね〜。」…!?]


「ん?誰の声だ?」


誰の声かと思い皆の方を見るが、全員首を横に振り、俺の頭の上を見ている。


「あ、上にいたんじゃ僕の事見えないか。ごめんごめん今降りるよ〜」


その声で俺の前にふわりと降りてきたのはピエロのような格好をした少年だった。


「初めまして。この世界の天と地を閉ざす者であり、君の種族ヨルムンガンドの生みの親である道化神ロキだよ〜。よろしくね〜。」


目の前の少年の言った事を自分なりに噛み砕き、整理して、自分の中の認識があっているか確認するために聞いてみる。


「え〜と、整理するとあなたは神でなおかつ俺のおじいさんと言う事であってます?」


「うん。あってるよ〜。ついでに言うとこの地上で今存在するヨルムンガンドは君だけだから〜。絶対に死んじゃだめだよ〜。」


「いや、死ぬきはさらさらないけど、もし死んだらどうなるんだ?」


「世界中の精霊が狂乱して災害がかなりおきるかな〜」


「何で?」


「ヨルムンガンドの名前には『大いなる精霊』って意味があってね。ヨルムンガンドって魔物に思われてるけど、神獣であり精霊でもあるんだ〜。」


「神々と精霊意外は知らないと思うけど、この世界の精霊って僕の最初の子供であるヨルムンガンドの亡骸から生まれたんだよね〜。」


「だから精霊達にとってはヨルムンガンドは親みたいなものだから、その死を感じ取ると精霊達は悲しみで泣きだすんだよ〜。」


「災害を止めようにも、精霊達は泣いているだけだから、僕らも強引に止める事ができないのさ〜」


「死ぬなと言われても寿命があるから絶対死ぬんじゃないか?」


「神獣に寿命はないし、ダンジョンマスターは不老だから殺されない限り死んだりしないよ〜」


「へー、俺って不老だったんだ。初めて知ったわ。」


「ところで神様「お爺ちゃんでいいよ〜」…爺さん、なんか威圧とかしてないよね?」


「別にしてないけど、どうしてそんなことを?」


俺は後ろの奇妙な光景に目をひくつかせながら言葉を紡ぐ。


「俺の部下達が全員ひっくり返って腹見せてるんだけど…」


俺の後ろには腹を見せて体を投げ出している部下達の姿があった。



ちなみに海龍のレビィアタンは自分で生成した水の中にいます。

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