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愛された故に願うは


?暖かくこう体の奥が熱く・・・・


 そして遠のく・・・・


 ?・・・・・・・


 目を開けると・・・・・・

アイリさんの金髪が・・・・・・・


 「むにゃぁー」

「うふふふふ♪」

「ふたりでもわたしはぁー♪」

「おうけぃー」


 ・・・・・・・僕は・・・・


 起き上がり・・・・

「おはよ」

「セイギ」


 「おはようございます」

「サイさん」


 「どうする」

「修行するか♪」


 「どうしま・・・・」

「わりー」


 サイさんは・・・・

「アイリ!」

「セイギ」

「離れないで」


 アイリさんは僕に抱き付き・・・・


 「入るぞ」

どこかで・・・・

この声を聞いた?・・・・


 「断る」

「やってるのか」


 「違うわ!」

「なら入るぞ」


 現れたのは俺と似た強化衣服を着た・・・


 サイさんと似た体格の男・・・

ただ外見年齢は上・・・・


 「先ずは」

「ハコウ・モ・サリ」

「王の一人だ」


 「次は」


 おねえちゃんの声が・・・・・


 「え」

僕は驚き・・・


 白髪赤い瞳凛々しく艶やかな・・・・・

ハッキは見たことない顔で・・・・

「ハッキ・ニ・オウヨウ」

「セイギの守護者だったものよ」


 僕は・・・・

「大丈夫だから」


 アイリさんがぎゅと抱きしめてくれ・・・・・


 「はっ」

「ハコウてめー」

「どういうはらだ!」


 サイさんが・・・・・


 「俺達は」

「正儀式改」

「の」

「味方だ」


 光る文字を背後に出し・・・・

ハコウは喋る・・・


 アイリさんが・・・・

「セイギ・シキ・カイ?」


 其れを聞きハコウは・・・・

「カイじゃない」

「アラタだ」



 「僕の名」

「そう」


 僕の言葉におねえ・・・・

ハッキが答える・・・

 

 ハッキは続いて喋る・・・・・

「世界を改められる」

「権限を持つ」

「其れが貴方」

「私達鬼達は護り続けて来た」

「世界が創設された時より」

「もう誰一人居ないけれど」


 サイさんが睨みつけ・・・・

「何故止めた」


 「・・・・・・・」

ハッキは押し黙り・・・・


 ハコウを見つめ・・・・

ハコウはばつがわるそうに・・・・


 おねえちゃんはかおをあからめ

「セイギごめん」

「私ハコウに告白されて」

「私達結婚を前提に清い交際を」

「だからセイギ」

「ハコウ許してあげて」


 近づこうとする・・・

おねえちゃんを・・・・


 威嚇するアイリさん・・・・

「ぐるるるる」

「がう!」


 「うううううう」

ビビるおねえちゃん・・・・・


 「ハコウ」

「はらわって話そうや」

「ああ」

「あれだ」

「てめーが持つとっておきを」

「まてアレをあけろと」

「いいじゃねえか」

「なぁ」

「しかしだな」


 状況は一瞬で・・・・・・


 僕は笑いだす

「くあはははは」


 「むう」

アイリさんは悔しそうに・・・・


 力を緩め・・・・

僕は・・・・・

「大丈夫だよ」

「僕はアイリさんの子だよ」

 

 「でもやっぱりいや」

アイリさんは其のままで・・・・

でも笑い・・・・


 「此のままで良いなら」

「ありがとうございます」


 かちこちのおねえちゃん・・・・・ 


 「任せたくて」

「まあ仕組んだが」


 「ナイスだ」

「ハコウ!」


 サイさんはハコウの肩を抱き・・・・・


 僕はおねえちゃんと再会し・・・・・・

やがておねえちゃんも笑みを・・・・・・・・


 僕は愛され故に・・・・・ 




お読み頂き有難う御座います。

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