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マリーアントワネット

作者: 珈琲

まぁ、甘酸っぱい青春という奴ですよ

初めて貴方にあった時から、僕の心は何処かへ行ってしまっていた。

君の澄んだ瞳に魅入られて、気付けば君に夢中だった。


夢の中で何度も何度も呟いた。

学校で、何度も何度もときめいた。

君に言いたい事があったんだよ。

好きだってセンチでつまんない(ことば)だけど…


悩んだ時に眺めるこの街の景色、今度ここに辿りつく時は二人で来てみたいな。

なんて自分の示す(ことば)を吐いて踏み出した、新たな一歩を。



気付けば僕と君は親しくなり、一緒に遊んだりした日もあった。

僕の心は余計に君に惹かれて、君を見なけりゃ僕は僕じゃなかった。


夢の中で何度も何度も悲しんだ。

学校で、何度も何度も哀れんだ。

君に言いたい事が言えないんだ。

愛してるって無知でわかんない(ことば)なんかが…


悔やんだ時に眺めるこの世界の景色、今度こそ辿りつく時は二人で来てみたいな。

なんて言えもしない(ことば)を呑んで後退(あとずさ)る前向きな一歩を。



(ことば)が聞こえなければ、僕の言うことは(セリフ)になるの?

そんなの嫌だよ、台本(ページ)なんてないよ

君は好きな人がいるって教えてくれた。

その協力をして欲しいって頼まれた。

赤く染まる頬をみて、僕の「嫌だ」は口に出せなかった。


君に託された手紙を持って、正午に君に会いにいく。


初めて貴方と会った時の、僕の心は何処へ行ってしまったのだろう…


まだ忘れちゃいない、君の事。

まだ諦めちゃいない、君の事。

強がりじゃない、本当の(きもち)を君に…

あの景色(いろ)を僕の心を君に…


約束の正午に眺めるこの君との景色、今こそ巡り合った君へ伝えたいな。

なんて心に誓った(ことば)を握って差し出す君への愛の(うた)


「好きだよ。」


驚く君のその表情(かお)、今度こそ伝えたんだ大好きな君へ

その後君は涙を溜めて僕の持つ手紙を指差し「開けて」と笑う


「君が好きだよ」

個人的に、初めは韻を踏みつつ、後に音楽を付け加えようと思っていたのですが、

よくよく考えてみれば、「あ、俺って曲つくる機械持ってねーわww」というわけで、ごちゃごちゃしたわけでござんす。




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