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パッパラパーウォーズ エピソードⅢ 帝国の夜明け

作者: 冬咲しをり

俺、マコト。普通の高校生。いやーまあなんつうか、モテるんだよね。ほら、主人公ってとりわけなんの個性もないけど美少女が近寄ってくるっての?定番のお約束っすわ。今、絶賛遅刻中。

「あー遅刻遅刻」

ドンっ

角を曲がった時にお約束のように美少女にぶつかった。そして見事にパンチラ。豹柄だ。こういうのって縞パンとかじゃねえの?

「いったぁ〜って、どこみてんのよ!せっかくはんぺん食べながら登校してたのに!」美少女は言った。

「え、パンじゃねえの?」

「誰がパンなんかくわえるのよ!先月からこの国はパッパラパー大王の統治するパッパラパー帝国なのよ?!小麦は輸入できなくなって朝ごはんの定番ははんぺんと決まっているじゃない!」

はあ?パッパラパー?なにいってんだこいつ。

「さよなら!変態!」美少女は走り去っていった。学校そっちじゃないんだけど?


「ふあ〜間に合った〜」全速力で教室にかけこみ、席につく。

「おはよ。ってなんだそりゃ」腐れ縁のソリマチが間髪入れずに言った。って、え?!

「なんだこれ!」

制服が全員特攻服……だと?!

「おい〜マコト不良になったんか?学ランとかやるね」

「え、え」

「やるじゃーん!(びよよよーん)やるじゃーん!(びよよよーん)」ソリマチは机からわざわざマジックハンドを出して2回びよよよーんとさせた。

「え、え」


「でさ、マコト、俺たちでパッパラパー大王倒しに行こう」

「はい?」

「だから、パッパラパー大王の討伐だって。俺が勇者で、マコトが黒魔道士ね」

「はい?」


ガラガラガラ

先生が入ってくるが先生は鞭を持ってボディコンを着ている。

「にしーかーわー…………かずこだよ!」

うわぁ。ふるっ。

「今日はあたいから転校生を紹介するヨッ入ってきな!」


ガラガラガラ

「私の名前はスズシロハルカ。ただの人間には興味ありません!この中に、勇者、黒魔道士、白魔道士がいたら私のところに来なさい!以上!」

はい?


「素晴らしい!」ぱちぱちぱち

ある男子生徒が立ち上がりスタンディングオーベーションをした。すると続けて、1人また1人と立ち上がり感動の涙を流しながら拍手を送った。


今日の体育は体育館か……

ってえ?!女子普通に脱ぎ出してるんだけど?

「え、待ってソリマチどゆこと?」

「なにが?」

「なにかって……ブーーーーーー」

巨乳のしもださんのレースのブラからこぼれおちそうなお胸をみて俺は鼻血をだして倒れてしまった。


「まこちゃーん、大丈夫?」

「んー……」そこには心配そうなしもださんが……ってえ?

視界がなんとなく開けてきて、ぼんやりとシルエットが浮かぶが、なんだか、苔色の………かたまり………


「大丈夫か?倒れてんじゃねーよ」そう言ったソリマチも……


わかめだ。わかめがおびただしく張り付いている。


「え、なにそれ?」

「お前も早く着替えろよ」

「もーだらしないわね!この学校はこんな感じなのかしら?パッパラパー大王の方針で着替えの場所男女同じになってからもう1ヶ月も経つのに慣れないとか!」と転校生のスズシロさんが言った。


えーとえーと何をどこから突っ込めばいいのか。


「今日はわかめダンスの授業よ?忘れちゃったの?衣装貸そうか?」としもださんは色気ムンムンに言った。タイプじゃないけど。


「お、お願いします」

わかめは、いい香りがした。


「わたしお母さんから聞いたんだけど、先生わかめダンスの全国コンクール1番なんだって」

「はあ」

「東京オリンピックで踊るオーディション受けたけど、結局他のダンサーが選ばれて出れなかったとか」

「へー」

「それで最近になってわかめ道の先生になったとか」

「書道みたいにいうな笑」


体育の先生がお手本を踊る。踊りはわかめそのものだ。

へー芸術的で悪くない。それを誰1人違和感なく鑑賞している。

これをカリキュラムでやるのか。なるほど。なるほど。〜完〜

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