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自分の価値を主張するための、ただ一つの権利  作者: Coppélia
Convictions are more dangerous enemies of truth than lies.
9/24

The visionary lies to himself, the liar only to others.

さて、表化されている情報からは、いわゆる醜態を晒さない、人間らしさがあまりに薄い「彼」。


正直に「彼」の音楽の一番熱心な「ファン」だと思われる右隣はそういう姿こそ「ファストフォロワー」になればよかったのでは?と思う。


その「彼」は2003年にいくつか「早朝」時代の曲を歌い直したベスト盤を出している。ソロデビュー15周年記念。シングルはあまり売れなかったが、アルバムは売れている。


また、本アルバムの一夜限りのライブも行われている。当時のニュース記事には35000枚のチケットが15分で完売した、とある。


この「午後」に差し掛かる時間に「彼」は、「彼」の「早朝を含めた午前中」を飲み下した。


ここから「彼」はTV出演などの露出も僅かだが、増えていく。


起承転結でいえば「転」の始まり。「午前中」とは違う行動。


前期、中期、後期で分ければ、後期の始まり。


「彼」は56歳で実質的に活動を止める。

「彼」に残された時間は現在から見れば残り13年。


最期の2年は引退宣言後だから、実際は11年。


だが「彼」はここまででも充分に「Charisma」性を上げてきているが、更に上げていく。


おそらく、当時、ファン以外の「彼」の次のイメージは、この辺りだろう。


「彼」は「午前中」最期の「孤高の帝王」よりは少し親しみやすい「孤高の王様」にイメージを少し変化させる。


今まで築き上げてきた「Charisma」性に「親しみやすさ」を少し加えることで更に「Charisma」性を上げることに成功した。


「彼」はアーティストにとって「ヒット曲」とは別のピークがあることを「一般大衆」に、そして「同業者」に示した。


そう「彼」は「午後」の過ごし方について、その身をもって「ロールモデル」を示す。


ここからの「彼」は、「早朝」時の初めと同様に、ライブ活動がメインとなっていく。


私が当時から記憶しているイメージは、国内外アーティストとのコラボレーションやら、ライブチケットはいつも完売、クロムハーツ、とかである。


セレブ感溢れるアーティスト、成功者。そして、


非現実感溢れる「Virtual Reality」

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