表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/16

雑談② コードネームについて

〈莉緒〉

 さて、次のトリビアは何?


〈五月雨〉

 前回がフォネティックコードだったので、今回はゼロナンバーのコードネームの由来について話そうかと。


〈莉緒〉

 ほう。


〈五月雨〉

 作中、クロガネを始めゼロナンバーはフォネティックコードと同じイニシャルのコードネームで呼ばれています。

 由来としては、その者を象徴するスキルや武器などの特徴がそのままコードネームに反映されると同時に、フォネティックコードのイニシャルも決まりましたね。


 例を挙げると、


 クロガネ――暗殺技能が優れているため〈アサシン〉。


 新倉――剣の達人ゆえに刀や刃を意味する〈ブレイド〉。


 ナディア――狙撃の名手ゆえにそのまんま〈スナイパー〉。


 出嶋――数多くの機械人形を製作して同時制御できる〈ドールメーカー〉。


 優利――顔を変幻自在に変身できるゆえに〈イリュージョン〉。


 といった感じです。



〈莉緒〉

 そもそも、どうしてフォネティックコードとコードネームを同音イニシャルにしたの?


〈五月雨〉

 それは単に作りやすかったという作者側の都合ですね。ただ、それも最初だけで同音イニシャルにした結果、「他のキャラと同じイニシャルのコードネームは作れない」という縛りプレイを自ら課したことになって苦しんでいます。


〈莉緒〉

 そういうのを本末転倒っていうのよ。


〈五月雨〉

 仰る通りです(泣)。

 特に『S』、『D』、『I』のコードネーム候補が多くて困ってます。


〈莉緒〉

 シエラゼロ(ナディア)デルタゼロ(出嶋)インディアゼロ(優利)のイニシャルと被ってるわけね。

 まぁ、頑張れ。


〈五月雨〉

 うぅ、ちきせう……。

 ああ、それとコードネームは『FGOのサーヴァントのクラス』(※5)を参考にしています。


 ※5『Fate/Grand Order』(略してFGO)

 TYPE-MOONが2015年に世に送り出した大人気オンラインゲーム。

 主人公はサーヴァントと呼ばれる英霊たちと共に世界を救うという内容で、登場するサーヴァントには〈セイバー〉、〈アーチャー〉、〈アサシン〉、〈バーサーカー〉などのクラスが存在する。


〈五月雨〉

 無理やり『機巧探偵』のキャラクターをサーヴァントに当て嵌めてみると、


 クロガネ……暗殺者を意味する〈アサシン〉

 美優……裁定者を意味する〈ルーラー〉

 新倉……剣士を意味する〈セイバー〉

 ナディア……弓兵を意味する〈アーチャー〉

 出嶋……別人格を意味する〈アルターエゴ〉

 優利…‥役を羽織る者を意味する〈プリテンダー〉


 と、なっていますね。


〈莉緒〉

 言われてみれば納得の配役かな?

 作中で「狂人」呼ばわりの出嶋は〈バーサーカー〉じゃないんだ?


〈五月雨〉

 出嶋は理性的なロクデナシで、分身となる義体が沢山ある〈アルターエゴ〉です。なので『狂戦士』を意味する〈バーサーカー〉には該当しません。


 優利は本来の素顔を忘れ、様々な人間の顔を演じている設定なので〈プリテンダー〉です。


 美優は世界を管理するAIと繋がっていることから〈ルーラー〉。もしもAIが暴走でもして人類に敵対したり、クロガネの身に何かあれば『復讐者』を意味する〈アヴェンジャー〉に変化します。


〈莉緒〉

 それで、クロガネが〈アサシン〉クラスだから、『機巧探偵』作中のコードネームも〈アサシン〉になったと?


〈五月雨〉

 その通りです。


〈莉緒〉

 単純だなぁw


〈五月雨〉

 ほっといてください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ