表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

168/229

還暦ユキオの挑戦

土曜日の20時更新です…

「ウキィィヤッホッホー!」


「ぴしぇぇぇぇぇぇぇーいッ!」


 はしりまわってます。


 ぼくのいえではしりまわってるどうぶつさんたち。


「Gさーん、カ◯ピスお願ーい!」


 せんとうをはしるしろウサギがさけびます。ぼくはGさんじゃなくてユキオなのに。


「シマちゃんはいつものヤツでいいと思うーッ」


 ぼくのかぞく。シマリスのシマちゃんもはしりながらさけんでる。いつものヤ◯ルトでOK。


 いっかいからダダダッてかいだんのぼってまたおりてぜんぶのへやクルクルはしってまたかいだん。ぼくのいえはいっけんやのにかいだてです。


 おとうさんとおかあさんがのこしてくれました。


 ぼくはおしごとをていねんでやめてからシマちゃんとずっといえにいます。


「私はプロテインのココア味をー!」


「ワシはジ◯ジャーエール頼むわじじいいいい」


 ゴリライヌとキツネもはしってます。キツネはくちわるい。


 とりあえずみんなにヤ◯ルトよういしました。

 

 はしるのやめておとなしくテーブルにすわるどうぶつさんたち。ヤ◯ルトこくこくのんでます。


「あの、みんなはなんではしるの?」


「そりゃアレだよGさん。一軒家ってテンション上がるから。ね、ロッキー」

 

「だね! ウサくん。何か、こう〜熱いモノあるよね一軒家」


「ヤ◯ルトうまいわ〜じじい」


「シマちゃんは皆が走るから走ってると思う」


 おともだちができてからシマちゃんはげんきです。まえはいっしょにアニメみたりしてました。いまはそとにあそびにいったりもします。


「次何しょっかロッキー」


「ここはシマちゃんのお家なんだから彼に決めてもらってはどうだろうウサくん」


「シマちゃんは皆のやるコト真似っこする師匠」


 しろウサギのことししようってよびますシマちゃん。さいしょのおともだち。


「そか。じゃ、Gさんは何やりたい?」


「え、え、ぼぼく?」


 どうぶつさんたちがジッとこっちをみてくる。


 こまったな……やりたいことやりたいこと。ぼくはたすけがほしくてシマちゃんをみます。サッとめをそらすシマちゃん。


「えとえと……みんなでテレビアニメがみたいです」


「もうええっちゅーねん! アニメネタはウサだけで充分やっちゅーねん!」


 キツネがちゅーねんちゅーねんうるさい。


「じゃあ三助は何かしたいコトあんの?」


「ワシかウサ。花札」


「却下。他ないの?」


「他て…………いたずら電話」


「それだ! イエデンあるGさん?」


 どうぶつさんたちのめがキラキラ。わるいことすきなのかコイツら。おとうさんとおかあさんにしかられますもういないけど。


 いっかいのでんわのまえにみんなでスタンバイ。


「ロッキー、番号言って」


「いくよウサくん。0、4、4……」


 ゴリライヌがスマホででんわばんごうしらべて。しろウサギがかけてます。スマホでかければいいのに。


『プルルルプルルル……ぷっ…………はい。モシモシ』


「もしもし里見ィですか。警察です」


『……ウサか? どっからかけてんの。昼寝してたわ』


「ウサじゃないです警察です。えと、逮捕します。リンにつきまとった罪で。エラい人に替わります」


「もしもし警察の社長です。こんにちは、ずるむけ赤ティンコ先生。変態罪でいいかな?」


『ロッキーか? ヒマみたいだな小動物ども』


「もしもしシマちゃんです。判決死刑」


『シマちゃんて誰? 判決出んの早くね?』


「漫画。画が下手って噂やから諦めた方がええで」


『警察くくりは? つかお前泣かす』


 とぼけたかおでじゅわきをわたしてくるキツネ。ぼくはどうしていいかわからなくてパニックです。


 ことばがでてこない!


「……………………」


『ここに来て放置? もう切んぞウサ』


 このままおわるってすこしホッとしたとき。


 ダンダンパン! ダンダンパン!


 どうぶつさんたちがあしをダンダン! てをパン! てやりはじめました。なにこれー。


 ダンダンパン! ダンダンパン!


 よくわかんないけど。


 にげるのなしってかんじです……ぼくはなんだかやるきがでてきました。


「あ……えと、その。ユキオです」


「ユキオ? 声老けてね?」


「60さいです」


「あ、何かスイマセン…………で。ご要件は?」


 しんこきゅうするぼく。


 すぅぅぅはぁぁぁぁぁ。


「おまえの……」


「お、お前?」


「おまえの……」


「お前の?」


「おまえのかぁちゃんでーべーそッ」


 ちょっとまがあってから。


「古ううううううううううううううううううッ!」


 ガチャン。


 でんわきりました。シーンとするどうぶつさんたち。


 なにやらヒソヒソばなしがはじまります。


「……でべそって何?」「デベソ?」「ノンノン。でーべーそ」「でー?」「べー?」「そ?」


 でーべーそッ! でーべーそッ! でーべーそッ!


 わきあがるでべそコール。みんなでにくきゅうをつきあげながらさけんでます。


 シマちゃんがガッツポーズしてとびはねてる。


 ああ。ゆうきだしてよかったな。


 あとでリダイアルしてごめんなさいします。

それではまた…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ