~歌で世界を救うじゃい~
異世界。それは様々なストーリーなどが展開されてる。ある所では、王妃になりました‼️とか。別のある所では、チートキャラで攻略しました‼️とか。またある所では、聖女になって薬品作りしてます‼️とか。そんないろんな異世界物語を、自分自身のスマホの電子版小説を持って眺めている私。そもそも、異世界物語が出来た理由知らないんだよぁ?もし知ってても、その事を一切教えてくれないこの世界。いつからか私は、この世界のでの高校の役割をずっと不満に思いながら、夕陽になっていく教室の窓の外をずっと眺めていた。
「こんな世界を放棄して、異世界に行く事が出来ればいいのに‼️」っと、自分の部屋のベットでそう騒ぎながら起きた。毎回こんな起き方をするから、いつの間にか両親や姉弟は呆れて、私の事なんて一切鑑賞するのをやめてしまった。そんなのに、あれこれやれとかこんなの出来ないの?とか言われると、めっちゃ腹立つわっと思うことがある。今日もそんな事を言われたから、(お前らがそんな風にしたんだろうがぁぁぁぁ)と、声に出来ない私の叫びをトイレの中でしてきた。そして、自分の部屋に戻ってから、ベットに横たわった私。私自身を観なくなったのは、いろいろありすぎなのに、いつも被害者面をする両親が一番大嫌いだった。
そんな私の想いがようやく通じたのかしらないけど、スマホのエラーコードからいきなり意識ごと、変な空間にいきなり飛ばされた気がした。「ようこそ、貴方は選ばれた異世界人の100名様です。」と、昔耳すばのアニメで観たバロン男爵みたいな青年が私の目の前にいきなり現れた。「100名様って、100名も来てんの??」と、私は頭の中がいきなりパンクしそうな勢いに押されて、その場にしゃがみこんだ。「確かに、100名様来てますよ。その中で、自分自身が体験した唯一の面白い話をしてあげましょう。ある人は、チートキャラにしてとか。別のある人は、王妃にしてとか。そのまたある人は、聖女にしないと死んでやるとか。いろんな異世界人全てに出会いましたけど、貴方はその異世界人100名様なので、全ての職業のどれかを選ぶことが出来ます。」と、そう言った青年は、全ての職業が一切載ったタブレットを出して私に見せてきた。「この中から選ばなきゃいけないですか?」と、私はおそるおそる青年にそう問いかけた。「当たり前ですよ。わいのおすすめが、勇者と竜騎士とかいかがですか?」と、青年は目を輝かせながら私に勇者と竜騎士の職業をいきなり押し付けてきた。私は一瞬、(それってこの間クリアしたドラ○エだよな?)っと、思った。
「ムリムリムリ。力めっちゃ弱いから嫌です。それよりも、この歌姫っという職業が気になるんですけど!」と、私は端っこの方にあった職業に指を指した。「え?それってこの間、出たばかりの職業ですよ。それでもいいんですか?」と、青年は私の顔を観てあわあわな様子をした。「この職業でいいんです。」と、私は端っこにあった歌姫と言う職業をタブレットから選んだ。辺りに不思議な光で包まれた感触があったけど、それ以外なにもなかった。「何とか歌姫に転職出来ましたね。勇者とか竜騎士とかが楽なのに。」と、青年にめっちゃくちゃ言われた気がしたけど、私は何気にスルーした。「それから、チートもたくさん着けても良いですよね?」と、私は目を輝かせながら、青年にそう言った。「オテヤワラカニ。」と、青年がめっちゃくちゃ青ざめるような感じになって一瞬ダウンしたけど、何とかいっぱいチートも着けてもらった。「最初の町であるミスティアに降ろすね。1つだけ約束してほしいね。君は異世界人とは言ってはいけない。この世界の法律に違反するから。」と、しわくちゃな顔になりかけた青年が最後の力を振り絞って、床に魔法陣を出してくれた。「必ず約束します。」と、私はそう言って青年が用意してくれた魔法陣でこの世界へと出発した。
❪この世界では、読んでる貴方自身の物語です。主人公名をかえることが可能です。主人公名をかえますか?……… 変更なしですね。ではこのままで進めておきます。この物語は、貴方自身の物語です。貴方が選択した先で未来が変わり、その人が喜ぶかまたは悲しむ。そんな世界です。貴方はそれでも、この先に進む事を望みますか?……… そうですか、分かりました。貴方の行く先に、光があることを望んでいます。❫ 私は、旅立ったときに、誰かにそう言われた気がしたんだ。