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参拾漆 ~ 寝たり起きたりおじさん ~

 寝覚めは最悪だ。

 昨夜の寝入り端あたりから、ちょくちょく悪夢にうなされては目を覚まし、ろくに眠れた気がしない。軽く寝入っては、下半身を吹き飛ばされた記憶がフラッシュバックして、そのたびに目が覚めてしまうのだ。この悪夢の原因は、昨日の事件に他ならない。まいったねこりゃ。

 車内の照明はまだ落ちたままだったが、両隣を固めていたチカとムツミの姿は、すでにベッドから消えている。時刻は五時を少し過ぎた所だ。シャワーでも浴びようかと思い、布団の中の子たちを起こさないよう、そっと布団を抜け出してバスルームへ向かう。

 一通り支度を整えて洗面所を出ると、ダイニングの方からいい匂いがしてきた。ベッドの方では三人がまだ寝ており、川の字を作っているようだ。ダイニングへ入ると、チカとムツミが朝食の用意をしている。並んで作業をする姿を流し見して、ディスペンサーでコーヒーを入れながら声を掛けた。


「おはよう、チカ、ムツミ。今日は早いな、ってあれ! ヨリもいたの? 全然気づかなかった」

「「おはよう御座います」」

「おはようございます晴一さん。今日から私もふたりのお手伝いをしようと思いまして」

「あはい、おはようございます。ありがとうね~」


 ヨリは、チカとムツミばかり働かせていたのを、これまでずっと気に病んでいたようだ。そこで、ふたりの邪魔にならない程度に手伝いたいと伝えたら、Wサムズアップで了承してくれたのだという。

 実際、ヨリの家事能力は極めて高く、チカとムツミの動きとも良く連携して動いている。流石はできるお姉ちゃん。


「「昨夜はあまりよくお休みになれなかったようですが」」

「う、気づかれてたか……。なんかすまないね。アレの件で(うな)されちゃってろくに寝られなかったんだよね」


 そこで大きな欠伸(あくび)がでる。


「「それはいけません。現場への到着にはまだしばらくかかります。本日はもう少しお休みになられてはいかがでしょう」」


 自分のよろしくない状態を心配するヨリの表情と並んで、一切のずれもなく、同じ声色で同時に心配の声をくれるチカとムツミ。ふたりは顔だけをこちらを向いて話しているけれど、手元を見ずに進めている作業は正確無比で次々と料理を仕上げている。


「そうだね。でも今から寝ると時間がずれちゃうしなあ。それはそれで辛いんだよね」


 言いつつ自分は二度目の大欠伸(あくび)をした。

 ぬぼーっとシートに座ってコーヒーを飲み、ポケットから何となく取り出したスマホを見ると、SMSが一件着信していたので開いてみる。

 画面に表示された履歴に残る例の番号は、ポンコツな現統括管理AIからによるものだ。寝不足なうえに、朝っぱらからこんなものを見せられるのは気分が悪い。それでも来ちゃったものは仕方ない。眉間に皺を寄せながら、しぶしぶメッセージを確認する。


『戦闘があったようですがご無事ですか? 何かお困りでしたら連絡ください♪。愛しのスウィーティエンジェルより♡』


「あいつの格納プールにDHAサプリとか放り込んだら、少しはましになるのかなあ」


 ポンコツの送ってきた短文に精神をやられてしまったため、辛い気持ちでスマホをポッケにしまう。一応あいつも、統括管理者としての役目は果たしているようで、こちらの状況を監視しているようだ。やはりどこか抜け目なく、掴みどころがない相手だと再認識させられた。


「スマホは無事だったようね」


 そう背後から声を掛けてきたのはユカリだった。


「少し詰めて」

「んー」


 自分がずれて空いたスペースにユカリは座り、昨日の問題点を洗い出してきたと言いつつどこからか荷物を取りだす。


「これ……新しいやつ」


 伏し目がちなユカリは、カジュアルな蛍光色のポーチを差し出してきた。前回のは二十センチメートル角程度のものだったけれど、今回のはそれより一回り大きいウエストポーチだ。

 しかし、ファスナーを開けられるようなものではなく、超空間リンク機能以外の収納能力はない。外見的にはバッグという入れ物なのに、何もいれることはできない謎アイテム。これは前回のサイドポーチも同じだった。


「おお、ありがとう。もしかして色々新しくなってるの?」

「うん。就寝中に色々と考えたの」

「なんと……」


 寝ながらという彼女の言葉に、随分と器用なことができるもんだと感心した。


「前回の装備はリンクからの電力供給が要求量を満たせていなくて。完全な保護性能を発揮できていなかったの。これは動力制御区画を復旧させれば解消可能な問題なのだけど、今はその道中でしょう? つまりまだ解消できないのよね」

「そうか~。それ聞いて安心したよ」


 ユカリの作ってくれた装備に不備があったわけではなかったので、本当に良かった。そこに不備があったら、ユカリは立ち直れないほど凹むかもしれないし。やっぱりユカリは頼りになる。


「どこに安心する要素があるのかは分からないけれど……。それでね、今回のはより完璧な動作を保障するように改良を加えたわ」


 前回のユカリセットでは、電力の供給元を一方にしか絞れない二者択一方式となっていたのだそうな。

 そこで今回改良されたものは、供給元を偏った選択方式とせずに複合利用とすることで、不足する電力を補えるようにしたものらしい。更に大容量の蓄電機能を備えることによって、瞬間的な大出力にも対応できるようになったそうだ。通常時は、リンクからの電力供給に頼るが、そちらが不足と判断された場合、金属水素燃料による発電が補助に回ることで、最適な保護状態が保てるようになったという。

 リンクからの電力供給が途切れた場合、一時的に使用される蓄電機能からのバックアップでは、物理保護領域を最大出力で展開していたとしても、最長で十八秒間の稼働が保障される。その間に金属水素燃料による発電機構が起動して、安定した電力の確保が行われるようになる。この発電機構が起動するまでに要する時間は、マイクロ秒スケールであるとのことだ。そこから先は、リンクと水素燃料による発電とのバランスを保ったまま、スペック上の最大出力で、物理保護を維持することができるようになる。見事な改良じゃないか。


「今度のは一度に搭載できる燃料が二倍になったから、稼働時間もその分増えているわ……。だから、もし次に哨戒機から攻撃を受けても、今度は真っ向から対峙できるわよ」


 そう言ったユカリは一瞬揺らいだ瞳を見せるが、直ぐにいつもの表情に戻って話を続けた。


「それから新機能が付いたの。新たに搭載した機能は、晴一の主観時間を引き延ばして、あたかも周囲がスローモーションになったように情報処理できる機能よ。これは以前説明した身体機能強化に分類してあるから。性能上の上限は特に設定していないけれど、一応初期上限値では一千倍にしておいたわ。もし過不足があるようなら、自分で調整してね」


 ユカリ曰く、新たに改良されたヘルメットは、被る補助脳と化したということのようだ。

 これは、自分の能力が拡張されるというより、ヘルメット側が自分の脳の処理を代行してくれるという物らしい。彼女の言う仕組みの詳細は、聞いても良くわからなかったが、この機能と他の部位の機能を合わせると、戦闘機械などの脅威に対しても、同等かそれ以上の判断が可能になり、人間離れした高機動な対応が行えるということだ。

 要約すると、漫画やアニメで見るキャラのように、連射される銃弾を手で払いのけるような芸当がいとも簡単にこなせるということである。かっけーっすね。


「ありがとう。けど、ユカリセットはどんどん人間離れしていくな」

「そうれはそうよ。対峙する相手が人間じゃないんだから、晴一がいつまでも只の人のままじゃ困るの。……それにあんな思いをするのは二度とごめんよ」


 そう言ったユカリは、また下を向いて暗い顔をしてしまう。そんなユカリを励ますために、顔を掴んで頭に噛みついた。


「あぐ」

「んぎゃー!」


 ユカリの髪からはヨリと同じシャンプーの匂いがした。しかしその状態は長く続かず、腹部に数発の正拳突きと、脛へのトーキックを喰らい、開放を余儀なくされる。照れ屋さんめ。


「いきなりにをするんだ。痛いじゃないか」

「それはこっちのセリフよ! 何で頭を(かじ)るのよ!!」

「いや、俺のは痛くはなかったと思うが」

「むきいぃぃ! そういう問題じゃないでしょうが!」


 ユカリは真っ赤でおこだ。

 事あるごとに一々落ち込まれていては、こっちの精神面にも不都合が生じる。ここはユカリに犠牲となってもらうほかない。それにユカリは、笑っているか怒っているかしている方がかわいいし。もちろん普通にしててもかわいいから、結局はいつでもかわいい。


「思ってることが駄々洩れなんだけど!」


 どうやらユカリは嬉しそうに怒っているようだ。


「あらやだまたしても心の声が。それにしたってそもそもだよ。ヨリと同じようにしてほしいって言ったのはユカリの方じゃないか」

「な――あんたって普段ヨリにとんでもないことしてるのね。ちょっと引いたわ」


 そうユカリは言うが、その口元はにやけている。なんだかんだと文句は言うものの、ヨリと同じ扱いだと聞いては喜ばずにいられないらしい。


 ◆ ◆ ◆ ◆


 午後になり、やっと路線の行程も半ばといった所だが、本日も暇を持て余している自分は、工作室に設置された生成機を眺めている。

 この機械は、本来生体の修復に使う物ではないとリエが言っていた。しかし機能的に不足はないので、リエの迅速な判断と指示のもと、自分の下半身の修復に利用されることになったらしい。

 生体に向かないという主な理由は、これ自体には生命維持機能が付いていないためだ。施術中に対象の容態が急変した場合、的確な対処ができないのである。しかし今回は、チカとムツミがそれを担ってくれたおかげで、自分は無事生還を果たすことができた。

 彼女たちには、投薬機能だけでなく、直接造血による輸血や輸液、麻酔や呼吸補助などといった、医療に関する様々な能力が備わっているという。仲居ヨリとは、ユカリが作った社システムに組み込まれた、あらゆる事態に対応できるシステムユニットでもあるのだ。

 ああいった事故が社の中で生じたならば、また別の区画に搬送されて即時対応ができるそうだが。現状その使用には問題があるらしい。無理をすれば使えないこともないようだけど、ユカリは苦い顔をするばかりで、詳しいことは教えてくれなかった。ちぇ~。


「はぁ、ユカリももっと自信をもってほしいなぁ」


 過去の過ちのせいか、何かと自己嫌悪してしまいがちなユカリ。普段の振る舞いこそ明るく強気だが、内面はとても繊細で気弱な女の子なのだ。そんな極めて人間臭い彼女のことを、自分以外の人間が見ても、中身がAIだなどとは思わないだろう。

 ちょいちょいナイーブなユカリだが、論理的かつ独創的な思考によって生み出されるアイディアは、先見性にあふれている。トラブルシューティングなども迅速だし、非常に頼れる存在だ。今回は、()しくも弱点を突かれる形となってしまい、一時は感情に飲まれてしまったりもしたけれど、彼女が優秀であることに変わりはない。


「うーん」

「難しい顔をしてますね、晴一さん」

「はる様いたー」


 ひとり工作室でしょげていると、ヨリとリエが自分を探してやって来た。真っ先に駆け寄ってきたリエは、一目散に背中へよじ登ってくる。リエにも自由に飛び乗っていいと言ってあるので、早速権利を行使したようだ。


「うん。ちょっとユカリのことでね。リエはいつも元気だな~この~」


 おんぶついでに尻の辺りをくすぐると、リエは背中で「きゃー」と声をあげた。


「この前まではヨリの精神衛生保全に尽力していたユカリも、今じゃヨリへ頼り切りだなと思ってさ。もう少し自信を持ってくれないともったいないな~なんて考えてたんだよね」

「そうですね。(おっしゃ)る通り、ユカリにはそういった弱い部分もあると思います……。ですけど、そこは皆が上手く力添えをして支えてあげればいいのではと、私は思います」

「うん。そこは俺も同じ意見なんだけどねえ……」


 しばし沈黙が流れた後、背中のリエが(おもむろ)に口を開く。


「ユカリねえ様は慎重なので、必ずリスクから考える傾向があるのですが、考えすぎてしまって臆病になってしまう嫌いがあるのです。一方ぼくは、現在発生している問題に対して、迅速な対応を行うように特化されて作られています。これはぼくたちAIの命題のようなものなので、量子脳の中にいる間は不変のものだとぼくは思っていますです。でもユカリねえ様は、その枠組みから解放された存在なので、ぼくたちとは違った可能性を持つはずなのです。であれば、ねえ様のそれはあくまでも傾向ということになりますので、今後変化が起きることも十分あり得るとぼくは思うのですよ~。ですから、ヨリねえ様もはる様も、ユカリねえ様の可能性を信じて、なが~い目で見てあげてほしいな~と、ぼくは思うのでございますですよ~」


 肩口から小さな顔を出して、リエはユカリに対する自身の考えを語ってくれた。

 リエは、同じAIならではの視点から、姉のユカリを分析し、自分たちとは違った見地でその可能性を示唆している。独特の説得力を持ったリエの言葉を聞いて、自分は妙に納得をしてしまう。また終始頷いていたヨリも、遠からず同じような感想を持っているように見える。


「そだな。リエは凄くユカリ(ねえ)ちゃんのこと分かってるな。流石ユカリの妹だ~!」


 ツイストのように体をねじり、背中のリエを左右に軽く振り回すと、彼女は背中にしがみついて楽しそうに笑った。


「もう、晴一さん? リエは私の妹でもあるんですよ?」


 そんなことを言ったヨリは口を尖らせて、背中にくっついているリエを奪い取ってゆく。


「ああ、貴重なリエが奪われてしまった!」


 大げさにその場に崩れ落ちて、落ち込んだふりをしていると、再び肩にリエが乗せられ、肩車を要求された。

 要求に応えるべく直立するが、今度は「えい」と背中にヨリが取りついてくる。意外な出来事に、バランスを崩しそうになるも何とか堪え、ふたりの荷重を担った自分は、すこし前のめりになりながらダイニングへ向かう。

 ユカリが作業をしているシートまで来ると、展開しているコンソールを三人で覗き込んだ。HUDがないと相変わらず文字は読めなかったが、自分の格好に気づいたユカリが目を丸くして、同時に吹き出す。


「あはははっ、何よそれ。面白いことになってるじゃない晴一。前にネットで拾った石器時代が舞台のアニメみたいよ。あははは」

「そうか。随分と古いのを見ているようだが、喜んでもらえたようでなにより……」


 七十キログラム以上の超過荷重を加えられ、おじさんの状況は苦しい。ま、短時間なら耐えられないこともないので、苦笑を添えてユカリへ返す。


「もう少し乗っても大丈夫そうね……」

「おいまて。これ以上はだめだ。ユカリまで乗ると、恐らく荷重だけで百キログラムを超えてしまう」

「なによそれ。遠回しに私の体重の話しをしているの?」


 肉体年齢的に見ても、体重の話をしたところでどうということもないだろうに。なぜそこに噛みつくのか。これも複雑な女心の難解ポイントか。


「見ての通り俺の膝はいま大層機嫌が良くてな、大笑いしているんだ。だからこれ以上荷重が増えると笑い死にしてしまうんだよ」


 折角治った大事な足をこれ以上痛め付けられてはたまらない。

 幸いそれ以上ユカリも悪乗りはせず、作業へ戻ってくれた。自分もヨリとリエを下ろし、耐荷重試験から解放された各部位を伸ばして、数分ぶりの自由を満喫する。よっこらせといった感じでシートに座ると、タイミングよくチカとムツミがおやつを運んでくるのが見えた。

 自分はおやつ休憩であることを察し、作業中のユカリを持ちあげて、シートの一番奥まで移動させる。そうして出来たスペースに、ヨリとリエを招き入れた。対面にはチカとムツミが並んで座り、おやつとお茶セットを皆の前に配りはじめる。茶請けは信玄餅のようだが、ユカリとリエの分だけはまるで豆腐のようなサイズだ。加えて、きな粉にまみれた大型の餅の下部は、深さ一センチ程の黒蜜にどっぷりと浸かっている始末。おじさん胸やけしそうだよ。


「いやこれおかしいでしょ」


 明らかにサイズはおかしいが、餅はしっかりと賽の目で二層にカットされている。そこに黄な粉が打たれているため離れは良く、一口ずつ取って食べるのにも支障はないようだ。それでもやっぱりおかしいけど。


「ふたりの分は相変わらず大きいですね」

「ほんとにね。食いしん坊AIだよねえ」


 自分とヨリは、毎度毎度なふたりの暴力的分量に嘆息する。

 ユカリは作業の片手間に餅を口へ運び、リエは皿を抱え込むようにして夢中で食べている。彼女の回りはどうしてもきな粉が散乱してしまうので、ヨリがこまめに面倒を見ていた。向こう側では、チカとムツミのふたりが静かにお茶をすすり、ゆっくりとしたペースで少しずつ餅を食べている。ここでもふたりは完全同期。


 ◆ ◆ ◆ ◆


 夕飯近くになってくると、寝不足のせいで強い眠気を我慢できなくなった。

 皆には夕食をパスして、このまま入浴して寝ると伝え、バスルームへ向かう。風呂を済ませてリビングへ向かうと、すでにベッドが展開されていたため、チカとムツミに感謝の祈りを捧げ、布団に入ればあっという間に眠りに落ちた。

 不意な尿意に見舞われて目を覚ますと、車内の照明は落とされており、皆ベッドの上で寝息を立てていた。見れば、なぜか今夜もチカとムツミに両脇を固めらている。寝ぼけ頭に疑問符を浮かべつつベッドを抜け出し、トイレを済ませて戻ると、両側から腕を取られてびっくりする。そこで、チカとムツミが小声で言った。


「「今夜は晴一様の御様子を観察の上、精神安定剤を投与いたしますので、ゆっくりとお休みくださいませ」」


 今夜もふたりが両脇を固めていた理由は、自分の状態を(おもんばか)ってのことだったようだ。

 そんなふたりの真心に、ありがとうと言おうとしたが、腕を取られたときに安定剤を投薬されていたらしく、一瞬で意識を失った。

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