25話 王女様と仲良くなるのはテンプレだろ?
久しぶりでございます。 新連載を開始をいつになったらできるんでしょうかね〜 新しいパソコンをいつ買えるかによりそうです、はい。
食事後王様とロセフィーさんは部屋に戻っていった。 明日いろいろ忙しいから早めに寝るそうだ。 俺はシルビィは当たり前だが何故かアリスとも一緒にいる。しかもまたしても俺の話をしてるんだよね。 恥ずかしいったらありゃしない。
ちなみに今俺たちはなんか超高級ホテルのスイートルームみたいなところにいる。 この城の中でも最上級の客室らしい……。 一応断ったんだが、娘の恩人なんだから当たり前だ とかいろいろ言われて渋々了承したが広すぎるんだよな。 なんか4人掛けのソファーとかも数個あるし、置いてあるものもかなり高そうなものばかりだし、学校の教室6個分くらいあるんじゃないかってくらいでかい。 なんかこう広いと落ち着かねぇ……
「ちょっとレイ聞いてるの? 無視するな〜」
「ご主人様、アリスさんがお呼びですよ」
この部屋のあまりの広さに呆然としていた俺はアリスの声が聞こえていなかったようだ。
「ああ、すまん。 んでなんか用か?」
「もう〜ちゃんと聞きなさいよ! 冒険者登録初日でBランクになったって本当なの?」
「ああ、まあな。 シルビィが嘘つくわけないだろ?」
「別に疑ってるわけじゃないんだけど。 まああれだけ強ければ普通もっと上だもんね。」
食事中に聞いたのだが、王様は元SSランク冒険者らしい。王様になったから引退したらしいがそこまで衰えているわけではないらしい。 後何でこんなタメ口なのかと言うとアリスも構わないというし俺は敬語あんまり好きじゃないからだ。 シルビィも最初は様とか殿下って呼んでたけど、呼び捨てでいいってアリスがなんども言うから結局さん付けで落ち着いた。
「まあな。てかいつまでいるんだよ? 部屋戻らなくていいのか?」
「うん、今日は私ここで寝るのよ。 か、勘違いしないでよね? あなたと寝るんじゃなくてシルビィと一緒に寝るんだから! あなたはあっちのベッドね!」
「………」
そんな馬鹿な! 俺からシルビィ抱き枕を取り上げるなんて! ひどい!
「ごめんなさいご主人様。 アリスさんがどうしても一緒に寝たい言うので…… それに私もこういうのあまりしたことなかったので………でもご主人様がダメというなら…」
「いやいいぞ。 なんども言うが基本的にお前の好きなようにしていんだから、気にするな。」
「は、はい! ありがとうございます!」
くそ。 まあ仕方ないか…… 数日の辛抱だろう。 二人ともお泊まり会的なことをやったことなかったみたいだし仕方ないな。
「じゃあレイはあっちね。 私たちはこっちで寝るから。」
まあどっちもキングサイズより大きんじゃないかってくらいのサイズだから数人は寝れる。 こんなベッドで寝たことはないから少しわくわくするな。
後風呂も入ったんだがめっちゃ広かった。 男女で分かれてるんだが、声が聞こえちまってアリスとシルビィがやけに楽しそうにしていた。
う、羨ましくなんてないんだからね! 覗き? 除きなんてしないさ。
一人で覗きなんてただの変態だからな。そういうことは同志と一緒にやるものだよ、きっと。
そして風呂の後、そのまま俺はバタンキューした。 シルビィたちはなんかしゃべっていたが結構眠かったらしくすぐに寝た。
SIDE ????
王城の一部屋で数人の男たちが集まっていた。
「まさか客人の部屋で寝かせるとはな。 王のやつめ我々の考えに気づいたのか?」
「王ではないだろう、おそらく女王だ。 王は王女を溺愛しているからな、 しかしこれは問題だな。客人が来ている時に実行すれば客人のせいにできたのだが。」
「寝込みを襲うか?」
「いややめたほうがいいだろう。 王を軽く倒した男だ。 リスクがデカすぎる。」
「ではどうするのだ? 早く計画を実行せねばいかんだろう?」
「そうだな、だが王より強いあいつがいるとなるとかなり厳しいのではないだろうか?」
「王共は王女さえ捉えればなんとでもなるだろう。」
「しかし、おそらく大丈夫だろう。少しだけ計画遅らせればいいのだ。」
「なるほど、あやつがこの国を出て行った同時にいくのだな?」
「ああ、そうだ。 あやつだけは計算外だ。 王や女王はクレイサス国からの援軍でなんとかなるが、あいつは底が知れんからな。」
「そうだなその方向で行こう。」
「ようやく私たちがこの国を統治するのだな!」
「うむ、もう直ぐだ」
「アレイスター家の時代ももうすぐ終わりだ」
「「「ハッハッハハー」」」
ちょっと急展開? なのか? そうでもないか・・?




