23話 チート主人公がなんどもトラブルに巻き揉まれるのはテンプレだろ?
ん〜 文章力がな。 ストーリーはどんどん浮かぶのだが文章力が・・・
「殺ってるやるぞ!! うおぉぉぉぉ!!」
はい、みなさんこんにちは。 現場の神寺です。 なんかわかりませんが急に国王が俺に決闘挑んできたと思ったらすごい興奮しております。
口調も王族らしからぬものとなっております。 まじどうすればいいの?
「あらあら〜 主人がごめんなさいね〜 少しだけ相手してあげてくれないかしら?」
俺が現実逃避しているとロセフィーさんが決闘受けるように勧めてくる。止めてくれないのかい・・・
「レイなら大丈夫よ。 最悪お父様は手加減してくれるから平気よ!」
「・・・・・・・・」
何? もう決定なの? 逃げ場はないの? 誰か助けてくれ〜
なんでこんな戦いばかりなんだ。 無益な争いは・・
「ああ、もちろんだ 手加減してやるぞ・・・ 手加減して殺してやる・・」
おいおい。 今俺にだけ聞こえるようにボソッと言いやがったぞこの国王しかもさっきから目が血走ってるし、鼻息も荒い。
助けを求めて周りと見渡すが、
シルビィは ご主人様頑張ってください! って 顔してるし
アリスは 面白そうね 頑張りなさい! って顔で
ロセフィーさんは・・・ なんかすごい楽しそうだ・・
神よ・・・・
どうしようも無いので決闘する羽目になった。 よって城のとなりにある大きな訓練場に来た。 なんか兵士もいっぱい観戦している。
見せもんじゃねえんだよ!! って感じだが仕方ない
あとどうやらやはりこの国王は強いらしい。
なんとこの国で一番強いらしい・・・
まあ獣人の国だから王様は大体強い奴がなるからあたり前なんだが・・・
目の前には血走った目で俺を睨んでくる国王がいる。 なんかぶつぶつ言ってるから怖い。 なんなの?マジで
「 殺す殺す殺す殺す殺す。 アリスは渡さんこんな奴にはわたせん 殺す殺す殺す」
やだ、怖い。 おまわりさん呼んだ方がいいだろ・・
「あらあら〜 あなたったらそんなに興奮しちゃって〜 レイ君頑張ってね〜 それじゃあ始めるわよ〜 ルールは基本なんでもありよ〜 はじめ〜」
なんか締まらない掛け声とともに決闘が開始された。 ちなみに先ほどステータスを確認するとレベル210でまあ力をスピードがかなり高い。
スピードなんてあのばあさんを凌いでいる。
「こ・ろ・す!」
物騒なことを言いながら突っ込んでくる国王。
レーナを使うのもなんだかあれだし、素手で行くことにした。 やはり国王だけあってかなりのスピードだ。 今までの誰よりも早い、体が自然と構えていた。
「ガァァァァ!!!」
目の前に怖い顔した国王が拳振り下ろしてくる。 様子見ということで避ける。 しかし国王は攻撃の手を休めない。
「うおぉぉぉぉ!!」
ものすごいスピードで攻撃を繰り出してくる。 俺はまさにバトルアニメみたいに避けたり、防いだりしている。
全く。 何が手加減だよ・・ 俺じゃなきゃ死ぬぞ・・
拳を避けるたびに拳圧でできた風を感じる。 地球でこんな動きは絶対できないよな・・ だんだんと気分が高揚してきた。 避けてるだけじゃ埒があかないので気合いで国王を吹き飛ばす
「フンっ!!!」
「何・・?」
スタ・・・
空中で一回転して着地する国王。 少し動揺しているようだ。 俺は自分の顔に触れると顔がにやけているのがわかった。 少し楽しいようだ。
まあこんな感じに動けるからな。 燃えるのは仕方ないか。
「今度はこちらから行かせてもらいます・・」
俺は少し力を入れて国王に向かって地面を蹴る。 一瞬で間合いを詰めると ほんの少し力を入れて国王に向かって拳を繰り出す
「!?」
国王はかろうじて反応できたようだ。 俺の攻撃をガードするが威力殺せず後ろに吹き飛ばされる。 驚いたな、いくら全力の1割中の数%とはいえ、それでも国王のステータスよりはるかに上だ。それなのに反応できるとはな。
しかし国王は結構なダメージをおったようだ、 肩で息をしている。
だが、国王の目は諦めていない。 まだ何かするようだ
「小僧・・・ 本気を行くぞ・・・!!!」
え? 手加減するんじゃないんですか? ちょっと待てよ・・・・
とか言ってる間に
「ハァッァッァ!!!」
国王が大きくなっていく。 ん〜テンプレ的に言うと獣化かな?
ステータスをチェックすると大体2倍になっている。 おいおい・・・
ガチで殺す気か?
「獣化を発動した、 手加減はできん。 行くぞ・・!」
「お、お父様! な、なんで・・・」
「あらあら〜」
獣化した国王を見て動揺しているアリス、気の抜けた感じのロセフィーさん・・・ はぁ・・
先ほど以上のスピードで迫ってくる国王。 そして俺はさっきよりスピードだけをあげてカウンター気味に拳の一撃を国王の腹にぶち込んだ。
「な・・なんだと・・・」
ばたっと 倒れる国王。 意識はないようだな。 シルビィとロセフィーさん以外驚きのあまり口がめっちゃ開いている
もうちょっと接戦を演出した方が良かったのかと考えていると、
「さすがです! ご主人様!」
「すごいわ! お父様が負けるとこなんて初めてみた! すごい!」
シルビィとアリスがかけよってくる。 シルビィは嬉しいのかぴょんぴょん跳ねていて。アリスは興奮しているのか すごいすごい言っている。
シルビィが可愛いから頭を撫でていると、 アリスが じぃーと俺を見てくる
「ど、どうした?」
「別に・・・」
と言ってそっぽを向くアリス。 なんだ急に・・? なんでガン見したんだ??
「あらあら〜 アリスちゃんたら〜 でもレンくんまさか獣化した主人に勝つなんてすごいわぁ〜 これで家族公認ね!」
「は、はぁ・・・・?」
俺はこの公認は何を公認しているのかを知るのはそう遠く無い未来だった・・・・
更新ペース下がってますね〜 まあ気にしたら負けさ!




