22話 王女様がツンデレなのはテンプレ・・かな?
主人公が行くのは修羅の道なのだ!(まあ無双ばっかですけど)
ちょっと更新スピード落ちるかもっす。 プロットはできてるんですけどうつのがだるい・・・w
「あ、お疲れですご主人様!!」
シルビィが俺に気付いて声をかけてくる。 衛兵たちを見るといろいろボロボロになっているがなかなか上等な装備をつけているのがわかる。 あとさっき女の子を鑑定したらランカスターって名前だった。 おそらく王家の人だろうな。とか思っていると衛兵たちがすごい勢いで頭を下げてくる
「ありがとうございます 本当にありがとうございます」
「姫さまを助けていただき本当にありがとうございます」
やはり王族のようだな。てかこいつら王族おいて逃げたのか? どうなんだそれ?
「ああ、きにするなあの程度。しかしなんで王女が一人だったんだ護衛が全滅したのか?」
「私たち以外全滅しました。 姫さまの命令で早く王都に戻って知らせないと言われ、 動けかなかった姫さまとおいて行こうかと思いましたがやはり置いていくことはできず、死ぬ覚悟で戻ってきたのですが・・」
それで俺がいたってことか。 言い方は悪いが一度見捨てたのか、 まあ仕方ないかのか? この数と質の魔物に入られたらかなりの数の人が死ぬだろうしな。しかしオーク相手に女の子の王女が自分を犠牲にするとは・・ すごい覚悟だな・・・尊敬するわ とか思って王女様を見ていると
「ん・・ここは・・?」
王女様が起きたようだ ちゃんと顔を見るのは今が初めてだがめっちゃ美人だな。 ワ○ピースみたいに金持ちは全部デブとかじゃなくてよかったよこの世界。
「姫様!」
「ご無事でよかったです!」
「あなたたち戻ってきてたの?」
「はい、一度でも見捨てようとしていたのは事実です。 帰ったら罰してくれ構いません姫様」
なんだ根性はあるのか。 怖くて逃げたしたわけではないようだな。
まあ王女の護衛が怖くて逃げ出しましたじゃ話ならんわな
「いえその必要はありませんよ、私が命令したのですし第一私は無傷ですから・・・ 」
「姫様・・・・!」
なかなかいい子じゃないか王女様はと俺は思った。 シルビィも同じように思ったっぽいな チラッと見るとニコニコしている。
「それとあなたが私を助けてくださったのですよね?」
と言いながら王女様が俺の目の前に立つ。 身長は169cmくらいか? きれいなブロンドストレートで虎のような耳と尻尾がある。 お嬢様 って感じだな。一応王女だし敬語だよな? とりま敬語で返しておこう
「はい、姫様 お怪我はございませんか?」
「ええ、あなたのおかげですわ。申し遅れましたね 私はランカスター王国第2王女 アリス・ランカスターですわ。」
「こちらこそ申し遅れました姫様。 私は冒険者をしているレイというものです。以後お見知り置きを。」
適当にそれっぽいことを言う。敬語苦手だからわからん・・・
「ア・・・・で・・いい・・わ・・」
「え?」
あまりに声が小さくてまるで聞こえなくて思わず素で聞いてしまった
「だからアリスと呼ぶことを特別に許しますわ。 様もいりませんの」
「いやでも・・・・」
「私がいいと言ってるのですわ。 私もあなたのことをレイと呼びますわ。あと敬語もいりませんわ」
周りの衛兵たちが驚愕している。 そりゃあそうだ 普通不敬罪に問われてしまうようなことだしな。 しかし俺が返事しないからなのか姫様が睨んでくる。 全くわがままなお姫様だ・・・
「わかりました、アリス。しかし敬語は人前では使わないわけにはいかないでしょう? それは勘弁してください。」
「な、なら二人きりもしくは身内だけなら普通に喋るんですの?」
「はい、アリスがそう望むのであれば」
「わ、わかりましたわ」
なんだかアリスの顔が赤い。 さっきのオークとかを思い出して興奮状態なんだろうか? まあ仕方ないよな。 下手したらオークに連れていかれてたんだし。
そしてなんと奇跡的にかろうじて使える場所を使って王都に向かった。 別れようと思ったが
「レイには城まで来てもらいますわ! 命を救って頂いたのですからお父様に言えば褒美をもらえるはずですもの!」
なんかすごい勢いで誘われてしまい、断るに断れず俺たちも場所の中に入れてもらい城に向かった。
シルビィが奴隷だというと 少しムッとした顔したが シルビィが俺は奴隷どころか平民以上の暮らしをさせてもらっているなどと説明すると少し驚いていた。
それからはシルビィが俺の素晴らしさを語り出してアリスもすごく真面目に聞いていた。 かなり恥ずかしかったけど二人が楽しそうだったから寝たふりしてその場で防音魔法を作って聞こえないようにしていた。
王都に着くと馬車がボロボロだったので乗り換え城に向かった。 身分証明はギルドカードを見せたら大丈夫だった。
城に着くとなんかおっさんがすごい勢いで走ってくる
「アリス〜!!!」
そのままそのおっさんはアリスに抱きついた。 誰なんだこいつ? まあ多分王様か?
「お父様! すいません魔物たちに護衛の人たちがほとんど・・」
「きにすることないぞアリス! よかったぞ無事で〜 全く護衛なのに全滅するとは何事か!」
アリスは本当に優しいな。 まあ王様の言い分をわかる。 獣人なんて特に強さを重んじるしな。 強いのは正義! って感じだし。
護衛の人たちもすまなそうな顔している
「あらあらよかったわぁ〜 アリスちゃんが無事で」
振り向くと見た感じアリスのお姉さんと言われてもおかしくはない見た目の女性が立っている、もしかして女王様だろうか?
「お母様!」
と言ってアリスが王様を引き剥がして女王様に抱きつく。引き剥がされた王様はものすごく悲しげだ
「無事でよかったわ〜 心配したのよ 帰りが遅いから。 しかも護衛がほとんどやられたって聞いたし本当によかったわ〜」
なんか優しそうな人だな。 シルビィと一緒に和んでいると
「お母様、お父様! 私はレイに助けてもらったのですわ。 なんでも冒険者らしいですが、オークキングなどを一瞬で倒したんですの!」
少し興奮気味で話すアリス。 一応挨拶しておいたほうがいいよな・・
「お初にお目にかかります。 アリスのご紹介にあったように冒険者を生業としているレイと申します。こちらは従者のシルビィです 以後お見知り置きを。」
「あらあら〜 あなたがアリスを助けてくれたのね〜 ありがとうね〜」
「き、きさま! 今アリスを呼び捨てしたな! 不敬罪だぞ!」
やっぱり親バカなのね・・ メンドクセェ・・・
「あのそれはです「お父様! 私がそう呼ぶように言ったのですわ!」」
「なんじゃと・・・!」
めっちゃ驚いている王様、女王様は何かすごいニヤニヤしている。 何だ何だ?
「あらあら〜 そんなにアリスちゃんはレイ君の事を気にいったのね〜」
「そんな・・ 認めんぞ・・」
女王様は嬉しそうだが、王様はすげえ落ち込んでいるしぶつぶつ言ってて怖い。
「あらあら、主人にはショックが大きすぎるかしら〜 私はロセフィーっていうの。 お母様でもいいけどね〜 主人はレガードっていうわ〜 よろしくね〜」
お母様? ん? どういう意味だ? 俺を養子にでもするのか?ああわかった、異世界ジョークかなんかだなきっと。
「そんな、ご冗談を。 こちらこそよろしくお願いしますロセフィー様」
「あら〜 様なんていらないのよ〜 家族になるかもしれないのだし〜」
どういうことだ? ジョークが好きなのかな? 何がどうしたら家族になるんだろうか? と真剣に考えていると
「ダメだ絶対にダメじゃああああ!!」
王様が急に叫び出した
「小僧! 決闘じゃあああいいい わしを認めさせてミロォォ!」
ん?何でこんなノリなんだ? 第一何がダメで何を認めさせないといけないんだ? もうわけがわからないのよぉ・・・・
何かブックマーク1000すぐ越えちゃう人はすぐいくんですね・・・ 自信がなくなる・・ わけないよ!
もともとないからね!




