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21話 やっぱり主人公が王女様助けるのはテンプレだろ?

きましたよ〜 なんかテンプレっぽいでしょ? 王女って!! あとブクマ300人突破っす! 

順調なはずだ・・・!? 

朝にクロサイスの街を出発した俺たちは、もうランカスターの王都につきそうになっていた。 なんたって俺の飛行魔法があるからな! ちなみに夕方くらいに着いた。 馬車でも四日か五日かかるって言われたからやはり早いのであろう。


シルビィをお姫様抱っこして飛んだ。 最初はシルビィがビビっていたが10分くらいすると慣れて楽しんでいた。 


ランカスターまで飛ぶのはいろいろとまずいので近くの森に降りた。 ここはオークが多いみたいだな。 超感覚を使うとオークの比率が多いことがわかった。 あとどうやらハイオークとかも多い。 結構レベ上げにもしくは金稼ぎにちょうどいいなぁ とか思っていたら


「グガッァァ!」


「お逃げください 姫様!」


とか魔法の爆発音? とかいろいろ聞こえた。 これはもしかしてもしかするんじゃないの? もしかしてだけど〜 これってテンプレイベントじゃないノォ!?


「行くぞ! シルビィ誰かが助けを求めているようだ!」


「はい! ご主人様! 」


俺はシルビィを抱きかかえて足早に声が聞こえた方に向かった。






SIDE ???


私はどうすればいいかわからなかった。 学園に入るためにいろいろな手続きをしに人間国行った後の帰りだったわ。 いつも通る森の付近なのになぜかジェネラルオークがいたの。しかも数体も。 こんなことは初めてだったわ。 ハイオークも数十体いて、 私の護衛についてきていた数十名の衛兵たちも次々とやられてしまったわ。


 私も一応獣王の娘だから16歳にしては結構強い方なのだけど、 ジェネラルオークAランクに匹敵するほどのモンスターでハイオークもBランクだから私一人じゃどうしようもない。 


衛兵たちも冒険者で言うAランクくらいだけど、オークたちの数があまりに多すぎるわ・・  私は死を覚悟した。 でも護衛の衛兵たちは私を必死に逃がそうとしている。 

それはそうだ。 オークはどの種族の女性とも繁殖できる。 捕まればその後は簡単に想像できるわ。 そのせいで


私は足がすくんで動けなかった。 必死に動こうとしているけど、ただただ、周りの護衛たちがやられていくだけ。 数十人いた護衛も、残り10人を切ってしまった。 自分が情けなかった、せっかく守ってくれてるのに逃げることすらできず、守ることももちろんできない。 私は叫んだ


「あなたたち逃げなさい! 私は動けないわ。 ここで全滅してしまえばこのことを誰が伝えるの? みんな逃げて!」


「しかし・・ 」


衛兵の一人が抗議しようとしてくる。 王女を置いていくなんて普通はありえないだろう。 でもこのままでは国民が大量のオークの餌食になってしまう。 お父様ならきっと倒せるはずだわ。 なんとしても伝えないと


「これは命令よ! 早く行きなさい!」


「アリス様・・・」


「クゥゥウ・・・ いくぞ! 早くするんだ。 アリス様の言う通りだ・・ このままでは国民が・・」


「クソォ・・・」


ようやく衛兵たちが走り出した。 これでいいの。 勝てないのだから仕方ないわ。 オークたちがゆっくり近づいてくる。 心なしか笑っているようにも見えた。

私は祈ることしかできなかった。 私はただ祈った。 女神ルナテミス様に 私はどうなってもいいから衛兵たちを助けてと。 その時


        『大丈夫よ・・・』


と透き通るような綺麗な女性の声が聞こえたわ。それと同時に全身を黒いコートのようなものを着た男性と獣人の可愛らしい女の子が現れたの。


黒いコートを着た男性は 背中越しに半分ほど顔をこちらに向けて、 


「もう大丈夫だ、安心しろ。」


と言いましたの、私はなぜかどうしようもないくらい安心してしまい、泣いてしまいました。 すると獣人の女の子が私を連れて少し黒いコートの男性から距離をとった後


「もう大丈夫です! ご主人様!!」


と叫びましたの。 私はその後の光景を一生忘れられないでしょうね。 彼は一瞬でオークたちを全滅にさせたのですから。 それを見た私は緊張が解けたのか気を失ってしまいました。



SIDE   主人公



声が聞こえた方に向かうとなんかものすごい可愛い獣人の女の子が女の子座りしながら祈っている。 そしてオークがゆっくりとその子に近づいていた。 あの野郎・・ あの子を襲うつもりだな? けしからん。 


俺は颯爽とその子の前に降り立ち、声をかけた。 なぜか泣き出してしまったので


「シルビィ、あの子を連れて少し俺から距離を取ってくれすぐにこいつらを片付ける。」


「わかりましたご主人様。 大丈夫だと思いますけど、気をつけてくださいね!」


「ああ」


そしてシルビィが大丈夫と言う声が聞こえた瞬間前から試したかった新魔法を発動した



「闇の回帰リターンオブザダークネス!!」


一撃か。 よええなぁ まあ仕方ないか。 この魔法は相手を闇の空間に送って死んだら戻ってくるっていう非常に便利な魔法だ!

まあ動きが早ければ逃げることも可能だけどな

え? 遊○王のブースターパックの名前でありそう? き、きにするな!


しかしいきなり大量だな。 いくらになるか楽しみだ、すぐに異空間に送った。 シルビィの方へ向くと何やら衛兵みたいな人がシルビィと一緒にしゃべっていた。 護衛かなんかか? 何で今更きたんだ? 


とりあえず俺もその輪に入ろうと思いシルビィの方へと向かった。






やっぱりツンデレですよね? 王女でツンデレっていいですよね〜 クッコロ女騎士も出そうかと思ったんですが 保留で! ツンデレ女騎士もいいなぁ・・ 評価、感想待ってます!

しかし今年はパリーグが熱いですねぇ! どっちが優勝するのか白熱です、はい!

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