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16話 冒険者ギルド行って、変な奴に絡まれるのはテンプレだろ?

テンプレ盛りだくさんですね!

歩いて数分くらいでギルドについた。 なんかよくアニメで見る ギルド! って感じの建物で結構でかい。 とりあえず入ってみるか。


中に入ると 奥に酒場があるみたいだな 酒臭い。 まあ思ったよりうるさくないし、汚くもない。 見渡すと クエストを張り出すためのものであろう掲示板もある。 人は結構少ないな。 さっさと登録しちゃうか。


「シルビィお前も登録するか?」


「私はいいです。 ご主人様の奴隷ですから!」


「奴隷だとなれないのか?」


だったらやっぱ解放してやらないといけなくね?


「あ、いえ そんなことはないですけど。 ただご主人様の力になりたいですし、登録してしまうと緊急クエストとかで別行動させられても嫌ですし・・」


ああ、なるほど。 確かに他の場所に行かれたら俺でも守れないかもしれない。 まあ結界張れば平気だろうけど・・ まあ本人が言ってるんだしな


「わかった、 なら俺だけ登録するか。」


「はい、それがいいと思います。」


そのままカウンターらしきところに歩き出す。 カウンターまで行くと テンプレありがとうございます 美人の受付嬢がいた しかも獣人だ!

犬系の獣人だろうか? 大型犬のような耳がある。 

これは・・ いいものだな・・・!

と、俺が耳を凝視していると


「こんにちは。 何かご用ですか?」


凛とした声で話しかけてきた。 ちょっとガン見してたの怒ってるんだろうか。


「ああ、すまない。 冒険者登録したいんだが。」


「登録ですか、 わかりました これに血を垂らしてください」


と言って針とガラスでできたようなプレートを渡してきた。 おそらく異世界不思議素材でできたものなんだろう。


血を垂らすと名前が出てくる。そしてそれを渡す。


「ここに G と書いてありますよね? これがランクになります。 そして冒険者ギルドについて説明させていただきます。」


と言って色々教えてくれた。 まあ重要なことはランクと規則くらいだった。 規則は 基本 街で暴れたりしなきゃいいくらいで、基本的に正当防衛なら最悪殺しても罪には問われない。 冒険者は基本的にいざこざが起きると決闘というシステムがあるらしく 決闘で負けた方は買った方の言うこと聞く必要があるらしい。 決闘では最初に殺し合いかそうではないかを決めてから行われるらしい。 そしてランクだがGからスタートで上がるのはまあまあ大変らしい。特にCランク以上は相当強いやつじゃないとなれないらしい。 基本的に上がるのは力さえあればいいみたいだがAランク以上はある程度の適正がないといけないらしい。 ランクはG〜Aが一般的なもので S〜SSS ってのが一応あるらしいがギルドマスターでもSがほとんどなんだとか。 この大陸にはSSランクが 9人と SSSランクが3人しかいないらしい。 Sランク以上は一つランク違うだけで大人と子供くらいの差が出るらしい。


「わかった、ありがとう。 早速クエストを受けたいと思うんだが、 低ランクだと受けれないクエストとかはあるのか?」


「はい、基本的に1個以上上のランクのクエストは受けれません。 付き添い、 またはパーティを組んでいれば2つ上のランクのクエストも受けれます。」


「そうか。 じゃあもし大物とか狩ってきたらどうなるんだ?」


これはよくあるもんな、 一気に上げてもらえるんだったらその方がいんだが・・


「えーと、その場合は本当に倒したのか調査または試験をしてもらってランクを上げることも可能です。 しかし明らかにズルだとわかった場合は冒険者ギルドから追放されるかもしれないので、 ズルはオススメしません」


なるほど、いいことを聞いたな。 てっとり早くあげれるわけか・・


「ありがとう 色々わかったよ。 じゃあとりあえず討伐系のクエストがいいんだが ないかな?」


「Fランク以上じゃないとないですね。 Fランクのゴブリンなんてどうでしょうか? 素材は持って帰ってくると売ることもできますが、持ってくる必要はありません。 倒したことはプレートを見ればわかることですから」


「わかった、じゃあそのクエストにしよう。」


「わかりました、ではFランククエスト ゴブリン 5匹の討伐のクエストをを受け付けました。 ゴブリンは近くの森に多く見かけられています」


「わかった、ありがとうな。」


と受付嬢に挨拶した後、大物出てきてくれないかな〜 とか思いながら 少し足早に出口向かうと いきなり前におっさんが現れた。 お? これはまさかのテンプレイベントなんじゃないか?


「おい新人! なかなかいい奴隷連れてるじゃねえか いくらだ?」


きたんじゃない? この気持ち悪い笑みといい テンプレイベントきたんじゃね?


「ああ、すまんが売り物じゃないんだ、他を当たってくれ」


まあ、まだわからんからな。 冷静に対処だ。


「テメェ 俺はDランク冒険者のミゴ様だぞ? さっさと奴隷をよこせって言ってんだよ。 どうせ金貨2枚とかだろ? ほらよ」


と言ってDランク冒険者のゴミ、もといミゴ は金貨を床に落とす。

金貨2枚ってことは20万円くらいか 安くね? こんなもんなの? シルビィちょーかわいいのに・・・ まあ虹金貨もらっても売らんけどさ。


「すいませんが売り物じゃないんですよ、クエスト行く途中なので行ってもいいですか?」


「んだと? 先輩に対してその態度は何だ? さっさとその女をよこせ!」


はあ、短気なやつだな。 ちらっとシルビィを見ると俺の後ろで軽く震えている。 シルビィがあいつに買われたいっていうならしかたないかって思ったけど ないよね やっぱり。 少しイライラしてきたなぁ・・・


「あの いい加減にしてくれないですか? マジで邪魔なんですけど?」


「てめえ 少し勉強不足のようだな・・ Gランクの新人が先輩に楯突くとどうなるか教えてやる!」


きたよ! 殴りかかってきた ゴミ、もといミゴ先輩! いやぁ テンプレイベントキタァ!!! しかもこいつの動きめっちゃ遅いんだけど。

まさに 止まって見える ってやつだな。 しかしここでぶっ飛ばしてもいいが決闘の方がいいかな? でも決闘にすると余計に目立つか? とか考えてるけど 未だにパンチがこない マジで遅いね。 とりあえず足かけて床にキスでもさせるか。

瞬時にミゴの隣に移動し足をかけるとミゴは体勢を崩して床にキスをする。


「て、テメェえ・・・」


顔を真っ赤にして怒っている。 ん〜どうしようかな もういいか決闘で・・


「わかりましたよ 決闘しませんか? あとあと面倒になるのも嫌なんで」


決闘すると確かに目立つが目立つ分ちょっかいもかけられないだろう。

魔法をあんましつかなければただ強いだけに見えるだろうしな。心配ない


「いいだろう いますぐ決闘だ・・・ さっさと訓練場に行くゾォ!」


と うるさく怒鳴り散らしてくるミゴの後をつける もうゴミでいいか? 

ダリィなぁ とか思ってると


「大丈夫ですか? ご主人様?」


と心配そうな顔でシルビィが聞いてくる。 全く可愛いなぁ・・


「ああ、心配するな確実に勝つからさ。 まあご主人様のかっこいいところでも見ててくれ」


とかっこつけてみる やばい 調子に乗ったな・・ だってシルビィ顔を真っ赤にして下を向きながらぷるぷる震えてるもん 笑いをこらえてるんだ。 やばいぞ・・・ 恥ずかしい・・・


「じゃ、じゃあ 行ってくるから!」


俺は思わずその場から逃げるように訓練場のリングに上がった

周りを見渡すと何人か観客席に来ていて、さっきの受付嬢がなぜかリングの端にいる。


超感覚を使って観客の声を聞いてみると、 俺が死ぬだの、馬鹿だの、シルビィはいい女だの、ミゴに決闘とか命知らずだ とか色々言っているようだ。 Dランクだけど強い方なのか? まあどうでもいいけどさ


「では決闘を始めます 賭けるものとルールを決めます。」


と言いながら受付嬢がリングに上がってくる

するとゴミ先輩が


「賭けるものは持ち物全てだ! その剣もなかなかのものそうだしな、 そしてルールなんて必要ない! 殺し合いでどうだ、新人?」


とか言いながらホント気持ち悪い笑みを浮かべる。 いやぁ テンプレイベントっていいですね〜 ここまで溜まったイライラを解消すると気持ちいいんだろうな〜


「もちろん大丈夫ですよ、先輩。ああ、あとハンデをあげます自分は剣がメインですけど可哀想なので、 使わないでおきます。」


と言って剣を端に置きながら俺はニヤリと笑う

それを見たゴミ先輩は顔真っ赤にして ギャーギャー騒いでいる。 煽り耐性のないやつだな


「わかりました…… 殺し合いで賭けるものは持ち物全て… では始めてください」


受付嬢がそう言うとゴミは持っていた大剣を俺に向かって振り下ろしてくる。 


うわオッセェェ・・ どうするかな とりあえず素手で止めるか!


2本指で上手に剣を抑える いやぁ やってみたかったんだよな これ


「ど、どうなってんだ? くそおぉ!!」


必死に力を加えるが 全くビクともしない。 そりゃあそうだ。 ステータスが違いすぎるからね。 さて


「冒険者としての経験の違いが、戦力の決定的差でないということを教えてやる」


「な、なんだと…?」


そして俺は大剣を引っ張ってゴミを近くまで持ってくると 魔力を少しだけ込めて全力の1割の中の3パーセントくらいの力で腹パンする。


「がはぁ・・・・」


とか言いながら壁まで吹っ飛んでいくゴミ。 まだ終わってないよ? 俺はあるいて壁まで行くと ゴミの頭を掴んでリングに投げ入れる。


「ごほ…… かは…こうs…だ」


まあおそらく降参したいのだろうけど殺し合いって言ったのあんたですからね・・・ 


そしてリングまで行き、ゴミの両足を踏み潰す 


「ウガァアァ〜〜」


まだこんなに元気があったのか。でももうほとんど動かないし虫の息ってやつか? まあ戦いは非常だからね。 これくらいのこと考えていないのがいけないよ さてと止めをさすか・・


「君もよくよく運のない男だな……」


そう呟いた後、俺はゴミが持っていた大剣でゴミの首を落とした。


え? ガンダムネタが多い? ド◯ン、私を誰だと思っている? 青い水滴のミストだぞ?  

あ、すいません ひかないでくれ〜(汗)

無双ですよ〜 当分無双ですね、はい。

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