表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/41

世界を救うために

はい!Gヘッドです。


あと、もうちょっとで旅立ちまでが書ける!


いや〜、いい感じに話が動いてきましたね。


では、本編をお楽しみください。

「よう、ガキ!てめぇよくもやってくれたな」


ヤバい。どうしよう。ヤバくない?


そう思った俺はどのタロットを出せばいいのかわからなかった。


でも、このままじゃ死ぬ。


なら、足掻あがいてみる。やらないよりやって後悔する。俺はあの時そう学んだ。


それに誰かを失うのは嫌だから。


運命の導くままに。その範囲で足掻く。


俺は適当に本のページを開いた。


俺が開いたのは”女帝”のタロットのページだった。


第三のタロット。


それが運命の選んだ道。


その時、声が聞こえた気がした。






そうです、シロ。


あなたが世界を救うのです。それが、世界のタロットを司る女神が残した願い。





へぇ、だから俺が呼ばれたわけね。ノルンが導いたわけだ。


まぁ、今はそんな事よりもこの状況をなんとかしないと。


俺は女帝のページを開いてこう言った。


「出てこい!女帝のタロットよ!」


すると、どうしたであろうか。


地面が揺れ始めた。


「なっ、何だ?また、変な術か?」


おやゆびこぞうは動揺している。


すると、俺の目の前の土がいきなり盛り上がってきた。


そして、その土からある女性が現れた。


「ほう、そなたがあやつの子か」


そう言って俺をじーっと見る。


「おお、やはりそこの頭の癖っ毛は母親譲ははおやゆずりだの。懐かしいな」


「あっ、あなたは?」


「む?わらわか?妾は女帝のタロットを司りし女神、デルメルじゃ」


「デルメル……。聞いた事がある。母さんから……」


「ほう、そうか、じゃあ、やはりあやつの子か。しかし、今は話している時間はないようじゃな」


デルメルはそう言うとおやゆびこぞうの方を向いた。


「何だ?何なんだ?これは何だ?……気になる、気になる、気になる!気になるぞぉぉぉぉ!よし、お前らを解剖してやる」


「ほう、なかなかグロテスクな趣味じゃの。おぬし」


「うるせぇよ。黙ってろ」


「はぁ、わしも舐められたものじゃなぁ〜」


デルメルはそう言うと手に持っている扇を仰いだ。


「にしても暑いのぉ。何故暑いのじゃ?この世は」


「てめぇ、敵が目の前にいるってのによくも偉そうに」


「まぁ、妾は神だからな」


「へぇ、見た目BBAにしか見えないけどな」


おやゆびこぞうはそう言った瞬間に、デルメルは扇を仰ぐのをやめた。


「ほぅ、そうか、妾がババアと……」


……ヤバい気がする。何かここから逃げた方がいい気がする。


すると、突然、地面が砂へと変わった。


「なっ、何だ?どうなってやがる」


砂へと変わり、足がスポッと入ってしまう。


「おぬし、名はなんと?」


「は?何を言ってんだ?」


「いや、そなたが死ぬ前に聞いておきたくてな」


「はっ!何を言ってんだか。まぁ、いいぜ。俺の名前はおやゆびこぞうだ」


「ほう、おやゆびこぞうか。そうか、覚えようではないか。妾を本気でキレさせた記念にな」


すると、今度は凄い威圧感を放つ。


す、凄い……。これが、本当の神の力……


「おい、若造。ここから逃げよ。妾の力はちと大雑把(派手)だからのう」


俺はそれを聞くと全力でそこから逃げた。いや、逃げたというより、助けに行った。マッチ売りの少女を助けに。


「さてと、未来を託す若造が死んでもらっては嫌だからな。これで心置きなくれるわ!」







今回は恋人のタロットを司りしアダム・イブの紹介を致します。


アダムとイブ


キリスト教、ユダヤ教、イスラム教かどで出てくる神、女神。二人は恋人同士らしい。めっちゃイチャイチャしているがアダムがシャイなため、結婚に持ち出せないんだとか。イチャイチャしすぎで逆にウザい。リア充の極み。滅せよリア充‼︎


能力は少し複雑。


AさんとBさんがいて、AさんがBさんの事を知りたいとする。


その時、AさんがBさんと異性同士だと、相手の場所など、いろいろな情報を知る事が出来る。


逆に同性同士だと知る事が出来ない。


そんな能力。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ