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水花鏡月  作者: K
0 プロローグ
1/8

0.記憶の浮上

………。


………………。



『縁ってのはね、偶然と必然が起こす、一瞬のすれ違いさ。』


何年、何十年と前に知り合った、その人はそう話した。


『あなたに何があって、どうしてここにきたのか、は、聞かない。好きにすればいい。』



いくつの時の事だろう。

自分が、人と違うモノが見えて、違うことを感じて、違うことが聞こえて。

それが人の恐れるモノだと気がついたのは。

物心がついた時、と言えば、聞こえがいいのだろう。

小さいときの話を聞けば、不可思議な話がぽんぽん出てくる。

やれ、蝶々を追いかけて何処かへ行っただの、何もない空間と話していただの、行方不明になってひょっこり帰ってきただの…。

おかげで親戚一同から『アレな子』認定を食らった親の苦労は計り知れない。

その親とも、ある事件をきっかけに、今は疎遠になってしまったが。


私には、忘れられない事件が三つある。

『死神遭遇』

『異世界トリップ』

『境界線の彼方』


そして私は直接関わらなかったものの、その後伝説を作ってしまった事件。

『この世に在らざるモノ』


この四つだけでなく、大小合わせれば、私の毎日は波乱続きだったといえる。


そして…その能力は、少しずつ薄れていった、ある日を境に。


記憶を頼りに、話を書こうと思ったのは。

風の便りに、伝説事件の話を聞いたから。

書き置きなしでスタート。


さて、いつまで続くかな…。

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