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若菜の海  作者: 白木
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帰郷

「良くやったな!これは表彰に値すると、所長の木下君に代わり、副所長の須崎君を呼んだんだ。そして、この場で須崎君の営業所長の任命と、本社部長補佐の辞令を行いたい。良いですか?社長」

「あ・・ああ、良いよ。人事は黒田さんに任せてありますし」


 ざわざわとしながら、閑職に追いやった筈の須崎がいきなりの短期間でのV字復帰に、屋鍋は驚いた。そして、これから先も絶対売上など上がる見込みが無いと思っている、北海道支社 根室営業所であった筈だった。

 会議は終わった。本社にて、本社営業部部長補佐の辞令が張り出されて、仁科はわなわなと口を震わせていた。つまり、もう須崎君ではなく、自分の役職の2階級も上だ。彼は一気に3階級も上がったのだ。閑職に追いやった須崎が信じられない復帰をしたからだ。

 その会議後、須崎は黒田常務に呼ばれた。昼食でも一緒に食べようと言う事で、本社での居場所の無い須崎を気遣ってのものだが、それも相当異例の話だ。受付では、小声で三鍋と、もう一人の髪の長い新田が話している。


「あの、須崎さん、島流しから超V字復帰、黒田常務直属の部長補佐になるらしいわよ」


 彼女は、非常に社内情報に詳しい。三鍋もうんうんと頷いている。

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