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若菜の海  作者: 白木
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変化

 あ・・須崎は質問が悪かった事を悟った。血の繋がりが実際は無いとは言え、出生の事など若菜は知るまいし、今中学1年生の多感な年頃、両親が拿捕されてロシアに抑留された時は、小学5年生の事だ。口数が少ない少女の心の内面を覗いてしまったようで、須崎はしまったと思いながら、


「あ・・お願いがあるんだ。若菜ちゃん」

「何・・?」

「この前海で出会った時の鳩、おじさんに触らせてくれないかな?」

「・・良いけど・・」


 そう言って若菜は選手鳩鳩舎に入り、その灰色に二本の黒い模様がある鳩を掴み、須崎に。鳩の持ち方を教わりながら、


「ふうん、思ったより軽いんだね。それに、この灰色の鳩凄く大人しいし、羽毛が絹のようで綺麗だね」

「ニ引き」

「え?」

「羽色をニ引きって言う」

「ああ、そうなんだ。確かにその通りだよね。ふうん・・色々羽色が違う鳩が居るけど、教えてくれるかい、はい・・この鳩若菜ちゃんに返すよ」

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