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若菜の海  作者: 白木
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少女と鳩

 夕刻になった。食堂では8人の寮員と、キミさんが須崎の入寮歓迎会の準備をしてくれていた。オードブルがテーブルに置かれている。市販のもので、特に須崎が入寮したからと言って用意して作ったものでは無い。この寮に入ると言う事は、本社及び各営業所で上司に烙印を押されてしまった×社員と言う事。このメンバー達の能力如何はともかくとして、上司の感情部分に左右される所が大であるので、ここから這い上がろうともがく者は、皆無に近い。

 紹介者は、木下寮長(北海道営業所所長 56歳)、山岡辰巳(北海道営業所課長 47歳独身細身)進藤正成(北海道営業所 営業主任 43歳。少し背が低く丸顔)、君川篤志(北海道営業所倉庫係 39歳 体が大きく強面の男)、秋川真二(北海道営業所 配送係 36歳 茶髪で耳にイアリングのとっつきにくそうな男)紀伊征四郎(北海道営業所 経理課 優男風で色白 目鼻立ちの整った男 34歳)、甲斐健志(北海道営業所渉外係 32歳 短い頭でいかにもせっかちそうで、くせがありそうな男)油井 徹(北海道営業所 事務 大人しそうな 26歳 好青年風)

 須崎が本社でどのような地位に居たかは、既に木下が知っており紹介済みであるが、副所長として赴任する事は、この場で発表された。須崎は一人一人にビールを注ぎながら、それぞれ人間観察を行った。

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