表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
若菜の海  作者: 白木
45/399

変化

「木下所長は、役員会で無任所の役員に抜擢されるわ」


 驚くばかりで、声も出ない須崎だった。


「ズバリ言うわよ。君成社長は解任される、その席上で。動議を出され」

「何ですって!」

「驚くのは未だ早い。雄一郎会長は余命が3ヶ月と宣告されているわ。その遺書には、後任に黒田常務を指名されている。今の孫君成社長ではREC食品㈱は数年しか持たない事を憂慮されている。そして、貴方には、どうしても私からお願いしたい事があったの」


 須崎は小刻みに震えた。突然のこの展開を自分は受容出来ないのである。全く自分には到底理解出来ない世界である。


「御免ね。すーちゃんへの説明の時間が足りないのは承知してるの。でも、私からもお願い。そしてさーちゃんからもお願いされているの。正直な貴方だから、真っ直ぐな貴方だからお願いする事があるの、じゃあ、聞いて・」


「何を・・一体・・」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ