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若菜の海  作者: 白木
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変化

「つまりね、全部言えないけど、ある事情があって、私は佐伯さん、雄一郎会長にとっての深い関係があるの。その佐伯さんから頼まれた事があって、今日呼んだ訳。すーちゃんを」


 ふう・・溜息をつく須崎だった。何が何やら本当に分からない。そんな話に自分が巻き込まれようとしてる?のさえ、追い着かない。タバコを取り出し、火を点けようとした。菊野が側に来て、タバコに火を点けてくれた。そして頬にキスをされる。


「あ・・あの!」


 用件は何ですかと叫びそうになる須崎に、


「貴方は信用出来る。佐伯さんが、今月のREC食品㈱への取引量を倍増してくれるそうよ」

「ええっ!」


 菊野は続けた。


「貴方は、木下所長に代わり、この6月の定例役員総会後、所長に任命される。それは今だってそうでしょ?実質貴方が営業所所長の立場だからね」

「・・・」

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