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若菜の海  作者: 白木
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変化

「今ちゃん、マーちゃんも、待ってるわ。すーちゃんの事」

「いや・・でも、それは」

 

 須崎は、手を振るが、


「ねえ、すーちゃん。貴方、このまま北海道に住むつもりなの?」


 正面から見つめるように言う彼女は、あでやかで美しい。全く雰囲気も夜とは違うので、少しどぎまぎしながら須崎は


「しょうが無いですよ。勤める間・・多分、これからは異動も無しで北海道勤務になるのを覚悟で赴任して来ましたしね。REC㈱根室営業所はこの前も言いましたが、姥捨て山部門ですから」


 それには頷きながらも菊野は、


「じゃあ、本社から辞令があれば、又帰りたい意思もあるのね?」

「まさか・・そんな辞令などまず降りませんから・ふふ」


 自戒気味に、須崎は笑った。

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